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日立マクセル株式会社が大容量メモリ搭載タイプのコイル・オン・チップRFIDを新開発
   日立マクセル株式会社(社長:赤井 紀男)は、非接触無線認証として、マクセル独自のコイル・オン・チップRFID(Radio Frequency Identification)の大容量メモリ搭載タイプとなる周波数13.56MHzのME-Y2000シリーズを開発。
   マクセルが提供している現行のME-Y1001は、ゲームカード、物品管理、電子キー、医療検査カートリッジなど幅広いアプリケーションで既に採用され、RFIDシステム市場の伸長とともに順調に拡大。
   今回開発したME-Y2000シリーズでは、メモリ容量を大幅に拡大し、さらに広範囲なアプリケーションへのRFIDチップの普及を可能とした。メモリ容量1Kバイト、2Kバイトおよび4Kバイトの3製品からなり、現行製品のME-Y1001(メモリ容量128バイト)に比較して最大で32倍のメモリ容量を確保。さらに半導体プロセスを微細化し、チップサイズはME-Y1001と同じ2.5mm角を実現。
   従来のME-Y1001では、メモリ容量が少なく必要なデータを全てRFIDチップ内に記憶できない場合、チップ内にはIDナンバーだけを記憶させ、付随する大きなデータはサーバ側のデータベースに保存、アクセスする時にはチップ内のIDナンバーをもとにデータベースを検索することによって、対応するデータを引き出すことになりますが、ME-Y2000シリーズでは必要なデータをすべてRFIDチップ内に記憶できるため、データベースとの連携を必要としない使い方が可能となる。
   サンプル出荷は2003年10月、量産出荷は12月予定。


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