三菱電機通信第2部(稲葉昌弘部長)は7月25~27日の3日間、本社(東京ビル)で「三菱映像通信セキュリティシステム個別商談会」を開催した。
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(1)デジタルCCTVシステム(DIGITAL MELOOKシリーズ)として▽デジタル映像監視ソリューション、▽オフィスセキュリティソリューション、▽モバイルIP電話との統合ソリューション (2)アナログCCTVシステムMELOOK-Gシリーズ、D’recoシリーズ)として▽逆光などの悪条件でもクリアな映像に自動補正する「スーパーファイン機能」を搭載したMELOOK-Gシリーズに豊富なラインナップ、▽暗い場所でも安心な40倍電子増感/白黒自動切換え、▽500GBから業界最大容量1.6TBまでのHDD搭載のDVR、▽顔認証システム などについて概略の説明があり、その後、個別商談会を行なった。個別商談会の時間はおおよそ1時間45分。
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ちなみに、ウェリカジャパンのメンバーは「顔認証システム」について個別に詳しく説明を受けた。同社の「顔認証システム」の説明は、7月12~13日に同社郡山工場(コミュニケーション・ネットワーク製作所)でも受けており2ヶ所の説明で詳しく認識した。
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三菱電機の「顔認証システム」は、アプリケーションソフトとDVRをベースとしたもので、主な特徴は次のとおり。 (1)リアルタイム顔認識機能 同社のDVRからLAN/Wanを経由して入力されたライブ画像上(1Ch対応)の人物の顔と予めデータベースに登録した人物顔データ(1,000人分)をリアルタイムで照合し、その結果に応じてDVRに記録を開始させることや、DVRから外部警報機器などに信号を出力させることが可能。
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また、DVRに記録済みのデータとウオッチリストに登録した顔画像を照合し、一致する顔、または本人の可能性が高い人物を事後検索することも可能。
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(2)人物顔検索機能 記録映像内の人物の顔情報を解析後、顔サムネールリストを活用して、捜索中の人物を効率よく検索することが可能。検索リスト下部の不審者リストに顔写真のデータを事前に登録し、解析画像と比較しながらの検索もできる。
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また、2人以上の複数の人数で現れたグループなどの絞込みや、検索数を利用してその場所を訪れた人の人数を概算で得ることも可能で、マーケティング用途にも活用することができる。
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(3)人物行動パターン検索機能 記録映像内の人物の行動を解析後、特定の行動パターン(出現位置、進行方向、方向転換、滞留時間、消失位置)に合致する人物を絞り込めるので、検索効率を大幅に向上することが可能。例えば、次のような怪しい行動をした人物の絞込みが可能。 ▽立入禁止区域へ侵入した、▽通過しなければならない通路を通らなかった、▽特定の場所・物に近づいた、▽特定のエリアに長時間留まっていた、▽受付に立ち寄らなかった、▽逆方向に進行した、など。
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※三菱電機の「顔認証システム」について詳しくお知りになりたい方は、弊社(ウェリカジャパン)にお問合せください。
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