文化シヤッターは18日、戸建て住宅の出窓や特殊窓の防犯対策として室内側に設置する窓シャッター「マドマスタールーマ」を8月1日から全国発売すると発表した。
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電動と手動の2タイプがあり、それぞれ「スタンダードタイプ」と「ハイグレードタイプ」がある。「スタンダードタイプ」は、上部にある収納ボックスと枠部材に木粉入り樹脂を用いており、スラットはスチール製。「ハイグレードタイプ」は、本体のスラットにも温もりのある木粉入り樹脂を用い、よりインテリア性を高めている。また、収納ボックスはカーテンレールを組み込んで、両タイプともカーテンボックスをイメージしたデザインとなっている。
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価格は参考価格として開口幅1,800mm×高さ1,400mm、出窓タイプの場合で、スタンダードタイプ・手動式で124,700円、ハイグレードタイプ・電動リモコン式で342,400円。いずれも消費税及び工事費は別途。販売目標は初年度で1億円。
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警察庁調べによる住宅への侵入窃盗の認知件数は、平成16年以降は減少傾向にあるものの、平成17年においても全国で1日当たり392件の被害があり、その手口としては窓からの侵入が62.3%を占めている。そうした中でリビングや寝室などの窓には侵入の抑止効果となる窓シャッターの普及が進んでいるが、出窓や開き窓、上げ下げ窓といった特殊窓などには一般の屋外側に設置する窓シャッターでは対応できなかった。
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室内側に設置する「ルーマ」はその特性を活かして、これまでの一般窓シャッターでは対応できなかった用途にも使用することが出来る。戸建住宅の出窓や特殊窓のほか、外壁が共有部分で工事ができないマ ンションへの取り付けや凍結の恐れのある寒冷地の住宅などにも設置できる。
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防犯対策としては、こじ開けなどの侵入手口に対して、T型フック付きスラットの採用をはじめ、レール部及び枠部の構造を強化することでトータル的に防犯性能を高めている。安全性については、電動タイプでは光電管方式と負荷感知方式の2重の障害物感知装置を標準装備しているので室内においても安心して使うことができる。
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製品ラインアップは次のとおり。 <設計範囲> 「ハイグレードタイプ」 ・電動タイプ:最大開口幅1,950mm×最大高さ1,550mm ・手動タイプ:開口幅1,450mm×最大高さ1,550mm 最大開口幅1,950mm×高さ1,150mm
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「スタンダードタイプ」 ・電動・手動タイプ:最大開口幅2,930mm×最大高さ2,400mm
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<ボックス寸法> 「ハイグレードタイプ」:出幅:250mm×高さ:190mm 「スタンダードタイプ」:出幅:205mm×高さ:150mm(開口高さが1,560mmを越える場合は、ハイグレードタイプと同じボックス寸法になる)。
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カラーバリエーションは、ダーク(木目調)、ライト(木目調)、ホワイト。
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