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アイティフォーが「ナイスビジョン」最新バージョン発売
~PDAで不審者の姿を確認、逆走検知、IP対応~

アイティフォー(東京都千代田区一番町)は、このほど監視カメラの映像を解析して不審者や置き去り危険物(不審物)を検知し、赤い丸で囲ってアラームを発信する監視システム「ナイスビジョン」の最新版バージョン10(V10)を発売した。問題発生時の捜査効率と検挙率を高め、また従来のアナログカメラに加え、IPカメラにも対応したことで方式の異なる2種類のカメラの混在を可能にした。価格は1,500万円から。
V10では警備員に問題発生を通知する「問題発生通知機能」、不審者の映像を瞬時に再生する「状況再現機能」、問題発生時の映像を検索する「イベント検索機能」、巡回中の警備員がPDA(携帯情報端末)を所持して巡回しながら不審者の姿を確認できる「PDA/Webビューアー」を1つにまとめた「ナイスビジョン・コントロールセンター」を新たに搭載した。
V10の主な特長は次のとおり。
(1)従来、監視カメラで異常事態が写し出された場合、監視室から現場へ急行するか、現場に最も近い警備員にトランシーバーなどの通信手段で連絡し、現場に向かわせる必要があったが、V10では無線LANのアクセスポイントを監視領域に設置しておくだけでWindows Mobile対応のPDAやノートPCなどのWebブラウザから監視画面や不審行動の再現画像を瞬時に再生(状況再現機能)して確認できるPDA/Webビューアーを用意した。
 問題が発生した際はアラーム音で異常を知らせ(問題発生通知機能)、巡回中の警備員が即座に不審者の姿や特徴などを確認することができる。犯罪防止、不審者の検挙に威力を発揮する。
(2)ナイスビジョン・コントロールセンターは問題が発生した際、膨大な録画映像から必要な映像を検索できる「イベント検索機能」を持つ。不法侵入など不審者が映っている映像を自動的かつ高速に探し出す。人間の目では検索が難しい膨大な録画情報から必要な映像を短時間に検索することができ、捜査効率を大幅に高め検挙率の向上につなげることが可能。
(3)逆走検知の機能を追加した。空港など大勢の人が行き来する場所において出口から施設内に侵入を試みる不審人物を即座に検知することができる。従来の監視カメラでは検知が難しかった群集の中における逆走も検知する。歩いている最中に突如Uターンをする動きなども検知でき、より人間の目に近づいた監視が可能。
(4)V10では従来のアナログカメラだけでなく、IPカメラの映像もそのまま録画できるIP対応とした。アナログカメラで監視システムを構築していたユーザーは次世代のIP環境へ既存資産を最大限保全しながら順次移行することができる。


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