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三菱電機が小規模店舗向けDVRを新発売へ
~9ch用、「DX-TL4300」を11月20日から~

三菱電機は27日、監視カメラシステムの画像記録装置として無人のATM(現金自動預払機)店舗やコンビニなど小規模店舗に適したDVR(デジタルレコーダー)「DX-TL4300」(9ch用、80万円)を11月20日から新発売すると発表した。内蔵ハードディスクは500GB。 別売りの増設ハードディスクユニットDX-ZD5(800GB)を最大7台接続し6.1テラバイトまで拡張可能。外形寸法は約425(W)×133(H)×375(D)mm。 月産300台の計画。
近年、無人のATM店舗やコンビニなどにおける犯罪が急増するなか、小規模店舗向けの映像監視システムには画像の長時間連続記録・保存に加えて、重要な記録データを簡単に他のメディアにコピーできる機能やハードディスクの万が一の破損に備えた高い信頼性が求められており、このため同社は今回、映像入力9chタイプの小規模店舗向け映像監視システムの上位機種として、外部メディアへの容易なコピーと高画質・長時間記録などを実現した高性能デジタルレコーダーの新製品を発売することにしたもの。
新製品の特長は次のとおり。
1.書き込みドライブ内蔵により、DVDやCDへのコピーが容易
 書き込み型DVD/CDドライブ内蔵により、事件に関連したシーンなどハードディスクの記録データを簡単に外部メディア(内蔵ドライブはDVD-R/RW、CD-R/RWに対応。USBメモリーも接続可能)にコピーできる。コピーの際、専用の簡易ビューワ(Windows2000およびWindowsXPに対応)がメディアに自動添付されるため、コピー済みのDVD-R/RWやCD-R/RWメディアをパソコンに挿入するだけで記録画像を再生できる。
2.JPEG2000採用により、高画質・長時間記録を実現
 高い圧縮効率の画像圧縮方式JPEG2000(01年1月に規格化された画像圧縮方式。同じ圧縮率なら従来のJPEGよりも高画質で高品質な画像が得られる。従来のJPEG方式により高圧縮率(低画質)で圧縮・伸張した画像に見られる格子状のノイズ(ブロックノイズ)や波紋状のノイズ(モスキートノイズ)がJPEG 2000では発生しない)により、同社従来比(同社製DX-TL30/35の圧縮方式(Wavelet)との比較)で1.2倍の長時間連続記録と高画質画像を実現した。監視対象人物の挙動などをきめ細かく解析できる。
3.ミラーリング記録による高信頼性
 内蔵された2台の250GBハードディスクをメーン記録用とバックアップ記録用に分け、同時記録を行うミラーリング機能(アクティブミラーリング機能)を搭載した。ハードディスクの一方が万が一破損した場合でも、もう一方に記録が残るので安心して使用できる。


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