松下電器産業 パナソニック システムソリューションズ社は、IP統合ネットワークプラットフォーム「Sinapse-Net(シナプスネット)(※1)」による基本パッケージ「映像・入退・PCガード連携システム」を今月24日から発売する。 |
本システムは、これまでは単独で導入されていた同社製の映像監視システム、情報セキュリティシステム、そして松下電工製の入退室管理システムを連携・統合管理することで設備と一体となった、より高度なセキュリティレベルの確保と業務の効率化といった付加価値を実現するもの。例えば、カメラ監視記録と入退室管理システムとの連携により、出入り口付近での扉こじ開けや認証失敗時の様子が確認可能になり、さらにPCガードソフトとの連携で、定められた手順で入室したときのみPC操作を可能とするなど、より精度の高いアクセスコントロールを実現することができる。 |
シナプスネットによる基本パッケージは、本システムのほか、すでに発売されている「監視映像長期バックアップシステム」に加えて、3月1日から発売された「遠隔映像監視システム」がラインナップとして用意されている。 |
(※1) Sinapse-Net:「シナプスネット」は、(SymphonicIP Network Architecture for People’s Safety & Ecology)を表し、ネットワーク上の各コンポーネントがつながり、多様に連携するための情報のやり取りを共通化させるプラットフォーム。概念的に神経細胞間における情報のやり取りをおこなう接合部(Synapse:結合)に似ていることにちなみ命名し、ユーザーニーズにマッチしながら進化・発展し続ける意味も込められている。 |