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日立製作所が5台の監視カメラに対応したDVRを発売
~全てのカメラ映像入力をフルフレームで記録可能~

ユビキタスプラットフォームグループは15日、日立独自の映像圧縮技術により接続した全てのカメラから入力された映像を毎秒30フレームのフルフレームで記録するほか、解像度を倍増させるプログレッシブ記録を省スペースなコンパクトサイズで実現した5台カメラ対応のDVR(監視用デジタルレコーダー)「DS-G150」(525,000円)を4月1日から発売すると発表した。
監視カメラシステムは、各種金融機関、流通小売業など現金や各種重要データを取り扱う場所で広く活用されており、最近では各種業態の24時間営業化、個人情報保護法施行による企業セキュリティの高度化などにより、監視システムによる防犯体制の強化に一層関心が高まっている。このためユーザーの監視機器に求める機能も、基本的な記録再生機能に加え、デジタル化による高画質化、長時間記録、遠隔からの監視を可能にするネットワーク対応など多様化している。
今回発売するDVR(監視用デジタルレコーダー)は、こうした監視機器へのニーズに応えるべく性能の向上を図りつつ、小規模な監視カメラシステムの要望において効率的な設置運用が可能というもの。
新製品の特徴は次のとおり。
(1)全カメラ接続時でも全ての入力映像をフルフレーム(毎秒30フレーム)記録
日立独自の映像圧縮技術を採用し、毎秒で最大150フレームの記録が可能(カメラ5台接続時)で、接続した全てのカメラから入力した映像をフルフレーム記録(352×240ドット、毎秒30フレーム)が可能(BASICモードの場合)。従来のようなコマ送り映像ではなくスムーズな映像記録ができる。
(2)プログレッシブ記録で記録解像度が倍増
同社カメラ「VK-C556」「VK-C551」「VK-C879」と接続時は、カメラのプログレッシブ映像をそのままダイレクトにHDDに記録できる。これによりSUPERFINE/HIGHモードで704×480ドット、STANDARDモードでも704×480ドットと、従来の704×240ドットに比べて解像度が倍になり高画質で記録できる。また、記録時間を重視した704×240ドットの記録も可能。
(3)コンパクトサイズで省スペース
幅298mm×奥行347mmの設置面積は、現行のDVR「DS-G350」「DS-G250」と比較して約20%以上の省スペース化を実現した。A3サイズ(297×420mm)程度のスペースがあれば設置が可能。しかも基本的な録画性能や記録画像の検索機能は同社現行機種と同等。
(4)拡張端子で、記録データを簡単バックアップ
本体前面に装備された拡張端子により、外部記録装置(推奨品のみ、DVD-R/RAMドライブ、HDDユニット、カードリーダー/ライターなど)に必要な記録データをバックアップすることが可能。またHDDユニット接続時は、内蔵HDDが故障の際に緊急バックアップ機能を使用し、代替記録を行うことが可能(カメラ1台あたり毎秒2枚の記録に固定)。
(5)さまざまな運用形態に対応するHDDフォルダー分け機能
内蔵HDDを3つのフォルダーに分け、フォルダー毎にリサイクルモード(上書き指定)や記録するカメラを設定できる。さまざまな運用形態にあわせて細かな設定が可能。
(6)専用ソフトウェア「DSHNET5」(別売)で遠隔モニタリングにも対応
内蔵のイーサネット端子により、専用ソフトウェア「DSHNET5」をインストールしたPCからカメラ映像の遠隔モニタリングや本体の遠隔操作が可能。
HDDへの記録映像と、ネットワーク伝送する映像のサイズを個別に設定が可能。「記録は高画質で、伝送する場合にはデータ容量を軽くして速度を重視」といった柔軟な対応が可能。
音声は双方向対応。遠隔地とのコミュニケーションが可能。
(7)モーションディテクト機能を内蔵
カメラ映像内の人や物の動きを検知し、映像記録や映像切替えと連動できるモーションディテクト機能を内蔵。また、検出方法は外的要因に左右されにくい輪郭方向検出法を採用している。


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