松下電器産業 パナソニックシステムソリューションズ社は25日、スーパーダイナミックⅢ方式屋外ハウジング一体型カラー監視カメラ「WV-CW960」を2月1日から発売すると発表した。価格は、本体のカメラが598,500円、オプションの天井取付金具が36,750円、壁取付金具が36,750円、パイプ取付アタッチメントが12,600円。年間2,000台の生産を計画している。 |
「WV-CW960」は、30倍ズームレンズとサンシールド付屋外ハウジングを一体化した設計で、屋外、軒下への設置が容易。さらに、同社独自のカメラ技術であるスーパーダイナミックⅢ方式の採用により、低照度でもクリアな映像を実現する高感度と高画質を実現、耐久性、そして画質の面から屋外におけるセキュリティシステムへの最適化を図っている。 |
また、10倍電子ズーム機能を搭載し、30倍ズームレンズとの併用で、最大300倍のズームアップが可能となっている。そのほかカメラの下を通る人も連続追尾できるデジタルフリップ機能や、カメラと外部機器の相互制御が可能なアラーム入出力機能も採用し、広範囲にわたるモニタリングを詳細かつ効率的に行うことができる。 |
主な特長は次のとおり。 |
(1)ズームレンズと屋外ハウジングが一体化され屋外への設置が容易 |
30倍ズームレンズとサンシールド付屋外ハウジングを一体化した設計で、容易に屋外への設置が可能。屋外ハウジング内にはフアンヒーターが内蔵され、周囲温度が低いときでもカメラの動作を守る(-40℃まで)。また、専用の天井取付金具、壁取付金具、パイプ取付アタッチメントが用意され、用途や目的に応じて設置方法が選べる。 |
(2)スーパーダイナミックⅢ方式により高感度、高画質を実現 |
同社独自のカメラ技術のスーパーダイナミックⅢを採用し、128倍のダイナミックレンジと0.5ルクス(カラーモード時)、0.04ルクス(白黒モード時)の高感度を実現。さらに、被写体の明るさにあわせて画素ごとの諧調計算・画像合成最適化を行い全領域補正する。「任意領域対応型スーパーダイナミックⅢ方式」、残像の発生を低減する「動き適応デジタルノイズリダクションにより、照度差の激しい場所でもクリアな画像を実現する。また、独自の画像処理LSIに高精度の画像デジタルフィルターを搭載することで水平解像度540TV本の鮮明な画像を提供する。 |
(3)様々な監視形態を実現する多彩な機能 |
10倍電子ズーム機能を搭載し、30倍ズームレンズと併用することで最大300倍のズームアップが可能。カメラの下を通る人も連続追尾できるデジタルフリップ機能や、カメラと外部機器の相互制御が可能なアラーム入出力機能を搭載。広範囲にわたるモニタリングを詳細かつ効率的に行うことができる。 |
そのほか、カラー/白黒切替機能、あらかじめ記憶させたカメラの軌跡を自動で動作することが可能なパトロール機能、プリセットポジション機能(最大256ヶ所)、監視映像内の動きを自動的に感知してシステムにアラーム信号を出すビデオモーションディテクター(VMD)機能、画ゆれ補正機能、簡易自動追従機能など、従来の同社の監視カメラに搭載してきた機能を継承し、様々な監視形態に対応できる。 |
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