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松下電器が小規模監視カメラシステムに最適なDVR「WJ-HD150シリーズ」を発売
~SDメモリーカードが活用でき、記録映像の運用性が向上~

松下電器産業 パナソニック システムソリューションズ社は25日、カメラ4台までの監視カメラシステムに最適なDVR(デジタルディスクレコーダー)として「WJ-HD150シリーズ」を11月30日から発売すると発表した。
ATMコーナーや中小店舗、オフィスなどの比較的小規模な監視カメラシステムにおいても、高画質・長時間記録、そして記録映像の運用性向上などDVRへの要望は高度化しているが、WJ-HD150シリーズは、同社が中・大規模用DVRで培って来たノウハウを活用・継承した小規模用モデルで、カメラ4台までの監視カメラシステムに最適なもの。
搭載するハードディスク容量によって2タイプ(160GB:WJ-HD150/1および500GB:WJ-HD150/2)がある。本体希望小売価格は次のとおり。WJ-HD150/1:294,000円(税抜280,000円)、WJ-HD150/2:472,500円(税抜450,000円)。生産台数は年間10,000台。
主な特長は次のとおり。
1. 高画質・長時間記録を実現
WJ-HD150シリーズは、最大4台の監視カメラ映像をJPEG方式で高画質記録する。記録レートは最大毎秒30枚で、画質・記録レートともに用途に応じたカスタマイズが可能。ハードディスク容量は、160 GBモデルのWJ-HD150/1と500 GBモデルのWJ-HD150/2をラインナップ。WJ-HD150/2は、250 GBのハードディスクを2台内蔵し、万が一、1台目が故障しても残りの1台で継続運用が可能。
また、外部センサーからの入力や、本機内蔵の動き自動検出機能(VMD)が作動すると、画質と記録レートを自動的に上げて記録を開始するとともに、ブザーの鳴動をおこなうアラーム機能も搭載。映像記録の精度向上を実現した。
2. SDメモリーカードへのコピーなど、カメラ映像の管理・活用機能が充実
WJ-HD150シリーズは、前面パネルにメモリーカードスロットと映像/音声出力端子を装備、SDメモリーカード(PCカードアダプター経由)やVTRに、ハードディスク内の画像をコピーすることができる。またモニターには、単画面もしくは4分割画面で記録映像の表示が可能。さらに検索機能も搭載しており、年月日、時刻やアラーム発報時刻のリストから必要な記録映像の再生が可能。ライブモニタリングから事後検証に至るまで、カメラ映像を迅速、的確に管理・活用することが出来る。
3. ネットワーク機能を標準装備
WJ-HD150シリーズは、ネットワーク機能を標準装備している。これにより、パソコンのブラウザーからの遠隔操作も実現。さらに、パソコンに別売(オープン価格)のFTPビューワソフトWV-AS20をインストールすると、WJ-HD150シリーズの記録映像が自動でダウンロードでき、遠隔地でも容易に活用可能。ダウンロードは、指定時刻や一定間隔で自動的におこなわれるように設定することができる。
主な定格は次のとおり。(WJ-HD150/1、WJ-HD150/2)
<基本仕様>
▽電源:AC100 V 50 Hz /60 Hz
▽消費電力:約32 W
▽周囲温度範囲:+5 ℃~+45 ℃
▽寸法:420 mm(幅)×88 mm(高さ)×350 mm(奥行)(ゴム足除く)
▽質量:7.5 kg(WJ-HD150/1)、8.5 kg(WJ-HD150/2)
<入力>
▽映像入力:コンポジット映像信号1 V[P-P]/75 Ω、自動終端、BNC、4入力
▽音声入力:-10 dBv 10 kΩ
▽アラーム入力:無電圧メイク接点、パルス幅100 ms以上、4入力
▽アラームリセット入力:無電圧メイク接点、パルス幅100 ms以上、1入力
▽外部録画入力:無電圧メイク接点、パルス幅100 ms以上、1入力
▽時刻合わせ入力:無電圧メイク接点、パルス幅100 ms以上、1入力
▽シーケンス入力:無電圧メイク接点、パルス幅100 ms以上、1入力
<出力>
▽映像出力:映像入力のループスルー、BNC、4出力
▽多画面出力:コンポジット映像信号1 V[P-P]/75 Ω、BNC、1出力
▽スポット出力:コンポジット映像信号1 V[P-P]/75 Ω、BNC、1出力
▽音声出力:-10 dBv 600 Ω、不平衡、1出力
▽前面ビデオ出力:コンポジット映像信号1 V[P-P]/75 Ω、RCAピン、1出力
▽前面音声出力:-10 dBv 600 Ω、不平衡、1出力
▽アラーム出力-1:DC12 V 4.7 kΩ、正極性、D-Sub 25ピン、1出力
▽アラーム出力-2:オープンコレクタ出力、DC24 V 100 mA(max.)、D-Sub 25ピン、1出力
▽ディスクエンド出力:オープンコレクタ出力、DC24 V 100 mA(max.)、D-Sub 25ピン、1出力
▽時刻合わせ出力:オープンコレクタ出力、DC24 V 100 mA(max.)、D-Sub 25ピン、1出力
▽機器異常検知出力:オープンコレクタ出力、DC24 V 100 mA(max.)、D-Sub 25ピン、1出力
▽録画中出力:オープンコレクタ出力、DC24 V 100 mA(max.)、D-Sub 25ピン、1出力
▽再生中出力:オープンコレクタ出力、DC24 V 100 mA(max.)、D-Sub 25ピン、1出力
▽シーケンス出力:オープンコレクタ出力、DC24 V 100 mA(max.)、D-Sub 25ピン、1出力
<ネットワークインターフェース>
▽ネットワーク:10 Base-T/100 Base-TX、RJ-45
▽サポートプロトコル:TCP/IP、HTTP、SMTP、FTP、DHCP、SNMP、DNS/DDNS
▽セキュリティ保護:パスワード認証
<機能>
▽画像圧縮方式:JPEG
▽最大リフレッシュレート:30 IPS(同時録再を行う場合、録画レートは最大15 IPS)
▽画素数:720×240ピクセル(有効画素数672×224 ピクセル)
▽同時録再:録画中、ローカル再生またはネットワーク再生可能(同時録再を行う場
合、録画レートは最大15 IPS)


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