綜合警備保障は6日、昨年11月からユーザーニーズに応えサービスを絞り込み、画期的な価格を実現した「ホームセキュリティ7(セブン)」を販売してきたが、今回、「侵入感知」「火災感知」「非常通報」という警備の基本機能に、多様化するユーザーニーズに応えるための機能を加え、さらに高品質な警備サービスを提供すべく「ホームセキュリティX7(エックスセブン)」を開発し11月1日からサービスを開始すると発表した。 |
平成17年2月の内閣府「社会意識に対する世論調査」では、47.9%もの国民が意識の中で治安に対する不安を抱いているとの結果が出ているが、この数字は平成10年以降、年々悪化の一途をたどっており、犯罪が依然として沈静化しておらず、徐々に凶悪化している事実を如実に物語っている。 |
同社は、このような状況のなかで昨年11月に基本的な3つのサービス「侵入感知」「火災感知」「非常通報」に絞り込んだ家庭向け防犯システム「ALSOKホームセキュリティ7」を市場に投入し高い評価を受けてきた。 |
しかし、顧客にアンケートを実施したところ、現状の「ALSOKホームセキュリティ7」には満足しているものの、「外出先からも警備を開始したい」「敷地内のもっと広い範囲を警戒したい」「住まいの事情にあった警備が欲しい」といった、さらなる機能を求められる声が多くあった。このことからホームセキュリティに対するニーズは多様化し、より多機能で拡張性がある警備システムが一般家庭でも望まれていることがわかり、新しい「ALSOKホームセキュリティX7」にこれらの声を取り込んだ。 |
「ALSOKホームセキュリティX7」は、「外出先からの警備開始が可能」「在宅時にさらなる安心を提供」、「住まいの事情に合った最適な警備」など多くの先進の機能を備え、まさに一般家庭の安心に関する多様な要望に応えられる商品となっている。 |
新商品の特長は次のとおり。 |
「ALSOKホームセキュリティX7」は、「侵入感知」「火災感知」「非常通報」の基本機能に以下の新機能を追加している。 |
<新機能(新サービス)> |
1.外出先からも利用 |
(1)携帯電話などからコントローラーに電話をかけ、ガイダンスに従ってダイヤルをプッシュするだけで、外出先から簡単に警備を開始することを可能にした。 |
(2)お客様自身で警備をするセルフ警備では、侵入警報があった場合に、メールまたは音声で通報することができる。特にメール通報の場合は、カメラと組み合わせることで画像付の警報メールを送ることも可能。この場合、顧客が依頼すれば、ガードマンが自宅へ駆けつける。 |
(3)外出先から家の様子をみたい時などはインターネットを経由して、ライブ画像をいつでも確認することができる。 |
2.在宅時にさらなる安心を提供 |
(1)敷地内への不審者の侵入を監視し、異常を感知した場合は警報音を鳴らし、顧客へ通知する。警報ベルやフラッシュライトを組み合わせて不審者を威嚇することも可能。 |
(2)カメラを追加することで、異常を感知した際に、コントローラーの液晶画面にカメラ画像を表示することもできる。 |
3.住まいの事情にあった最適な警備設計 |
(1)2世帯住宅や店舗・事務所併用住宅など、利用時間・利用状況が異なる地区(例えば店舗と住居など)を個別に警備することを可能にした。 |
(2)カメラの利用で屋外の画像監視だけでなく、1階店舗の様子を2階住居で確認することもできるようになった。 |
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