シャープは、スイッチング電源とチャージポンプ電源をワンチップに集積したCCDカメラモジュール用の電源IC「IR3M55U」(広動作温度タイプ)、「IR3M59U」(通常タイプ)を開発し10月から量産出荷を開始する。サンプル価格は350円。月産台数は20万個。 |
CCDカメラモジュールは、セキュリティ意識の急速な高まりから住宅用監視カメラや車載用カメラなどへの需要拡大が期待されているが、同社が新たに開発したCCDカメラモジュール用電源ICは、スイッチング電源とチャージポンプ電源をワンチップに集積することにより、周辺部品点数を従来比約45%まで削減でき、実装面積も、従来比約80%の削減を達成した。これに伴いCCDカメラモジュールの一層の小型・軽量化に貢献するとともに、住宅や自動車への設置の際も設置場所やデザインの自由度を広げることができる。 |
主な特長は次のとおり。 |
(1)27万画素/32万画素のCCDに必要な3電源の供給が可能 |
(2)部品点数の削減により、実装面積の大幅な削減が可能 |
(3)車載向けに最適な仕様(IR3M55U) |