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富士通テンが危険運転の映像を記録する車載用小型カメラを開発
~業界初、デジタル無線タクシー配車システムとの連携を実現~

富士通テン(神戸市)は、このほど車両に設置した小型カメラで危険運転時の映像を記録する「ドライブレコーダ」を開発し11月から発売する。
本製品は、車両に設置した小型カメラにより車両周辺の映像を撮影し、衝突や急ブレーキ等の衝撃があった際の映像を記録するもの。「ドライブレコーダ」を設置することにより、運転手の安全運転意識の向上が図れるとともに、日頃の運転状況を記録した映像を安全運転指導などに活用することができる。また、事故が発生した場合、記録した情報を解析することにより、事故原因を早急に把握することが可能となる。
新発売されるものは、映像・速度・時間を記録する「単機能モデル」と、音声や車両位置などの運行データも記録できる「高機能モデル」の2モデルがある。
「高機能モデル」では、業界で初めて「デジタル無線タクシー配車システム」との連携が可能となっており、「事故発生時の事務所への自動通報」を実現した。また、車両位置を把握するための「GPSレシーバ」の内蔵有無を選べる2タイプを設定しており、「単機能モデル」と併せて合計3タイプを発売する。
さらに、カメラ部と本体部が別体となっており、前方撮影用として設置する際、小型CCDカメラのみをルームミラー裏面に設置するため、視界を妨げにくくなっている。
同社は、本製品をタクシー会社を中心に販売を開始し、順次運送会社などの商用車向けとしても販売を進めていく予定である。初年度は3タイプ合計で10,000台の販売を見込んでいる。
主な特長は次のとおり。
○単機能モデル:1タイプ
・映像、速度、時間を記録
・カメラ設置は1台
○高機能モデル:2タイプ〔タイプ-Ⅰ…GPSレシーバなし/タイプ-Ⅱ・・GPSレシーバ内蔵〕
・同社製「デジタル無線タクシー配車システム」との連携が可能で、事故発生時の事務所への自動通報機能」を実現(業界初)
・映像、速度、時間に加え音声も記録
・GPSを利用し車両位置など運行データの記録も可能
※「タイプ-Ⅰ」(GPSレシーバなし)は、「デジタル無線タクシー配車システム」と連携している場合、システムの車載装置に内蔵されているGPSレシーバを利用
・カメラを最大3台まで取り付け可能(同時撮影は2台まで)
・事故画像分析と併せて、事故ポイントや走行軌跡を専用ソフトの地図上に表示させることが可能
・安全運転支援ソフトにより急加速、急減速、速度超過状況などの安全運転評価や危険運転エリアの集計、表示なども可能になり安全運転指導に役立てることができる
主な仕様は次のとおり。
〔共通部〕
・電源:12V専用
・構造:CCDカメラ、本体分離型
・外形寸法:車載機本体 150(W)×27(H)×130(D)mm
カメラ 27(W)×24.5(H)×35(D)mm(取付金具含む)
・重量:車載機本体 300g
カメラ 60g(取付金具含む)
・記録媒体:CFカード
・画像記録数:15件(128MBカード使用時;記録時間 20秒/件)
・最大記録時間:30秒/件
・カメラ:1/4インチカラーCCD・画角:水平131°/垂直96°


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