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ついに富士通株式会社と富士通フロンテック株式会社がUFH帯RFID関連商品 販売開始

富士通株式会社(以下、富士通)と富士通フロンテック株式会社(以下、富士通フロンテック、注1)がUHF帯RFID製品群「TagFront(タグフロント)」を共同開発、7月12日より販売を開始すると発表した。
これら、一連の商品は、4月の総務省令改正で利用可能となったUHF帯域に対応するRFIDタグやリーダ・ライタ機器などを国内で初めて製品化したもの。従来国内では使用周波数帯域の関係で、タグとリーダ・ライタとの間の読取り距離が最大60センチメートル程度(13.56メガヘルツ(以下、MHz)帯の場合)しか取れず適用分野が限られていたが、本年4月の総務省令改正により、新たにUHF帯域(952から954MHz)がRFID向けに割り当てられたことで、最大4メートルまでの読取りが可能になり、応用範囲が拡大した。
同社は、これを受け、下記のソリューションを開発。
・RFIDタグ
・リーダ・ライタ、プリンタ
・RFIDミドルウェア
・RFIDシステムサービス
・業種、業務ソリューション(重要文書管理ソリューション、資産管理ソリューションなど)
これら商品は、高セキュリティ、「人手をかけずに、モノの管理を容易にする」ことができるようになり、「ゲートでの商品一括検品」「倉庫でのロケーション管理」といった業務への応用が期待されている。富士通製UHF帯RFIDタグ用チップ「MB97R7020」(950MHz帯、ISO/IEC18000-6 TypeB、256バイトのFRAM(注3)内蔵)については、ユビキタスIDセンターより、国内向け初のUHF帯RFIDタグ用チップとして、7月7日付で認定番号01-007号、カテゴリ1、クラス1のucodeタグとして認定を受けた。
◆商品郡の特徴
・タグの多様化
貼り付ける対象物に合わせたサイズ・形状のタグや、薄型金属対応タグ、ウェアラブルタグ、リネンタグなど金属や水分の影響を受けない特長を有する。メモリ容量としては、256バイトに加え1キロバイトタイプが提供可能。
・アプリケーション開発を容易にするRFIDミドルウェア
アプリケーション開発を容易にするため、各種タグ、リーダ・ライタに対して統一されたAPIを提供し、リーダ・ライタの細かい設定や、タグの特性の違いを吸収可能。
・高度なセキュリティを実現
プライバシー保護のために使用後のタグの無効化機能を備えるとともに、書き込み制限、暗号化などを可能とすることで、タグに書き込んだデータの盗難、改ざん防止を実現。
◆主な製品の販売価格、および出荷時期
・RFIDタグ・・・個別見積(2005年11月販売予定) 
・ロングレンジリーダ・ライタ(一体型)・・・43万円(2005年 9月販売予定)


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