コクヨグループのコクヨファニチャー(大阪市)は、6月20日から(1)オフィスの鍵を一元管理できる「鍵管理BOX(ボックス)」、(2)非接触ICカードで解錠できる「壁面収納」、(3)テンキーロックで施錠管理できる「テンキードア」を新発売する。 |
「鍵管理BOX」は、鍵をつないだキーホルダーを内蔵した鍵穴に差し込む方式で、ユニット1台で30本の鍵を保管することができる。 |
利用者は非接触ICカードにより扉を開き、権限の与えられたキーホルダーのみ抜き出すことができる。個々の鍵の出し入れは出納履歴を50,000件までメモリすることが可能。またコクヨの入退室管理システムと接続できる。 |
管理する鍵の本数に応じて「増設ユニット」を2台まで増やすことができ、本体はコンパクトな設計で、同社の壁面収納「ユニフレックス」に組み込めるタイプもある。 |
想定売価は150万円(30本管理=マスタユニット1台+制御ユニット1台)~。年間売上目標は3千万円(平成17年度)。 |
非接触ICカードで簡単に解錠できる壁面収納「ユニフレックス ICカード対応タイプ」(幅900×奥行き450×高さ2100mm)は、ICカードをカードリーダーにかざすだけで、簡単に解錠することができる。常時施錠を基本設定として書類の出し入れの後、扉を閉じると自動的に施錠されるので鍵を管理する手間が省ける。 |
扉の開閉制御のみ行う「スタンドアローンタイプ」の他に、リアルタイムの履歴確認などが可能な「ネットワーク対応タイプ」があり、コクヨの入退室管理システムとネットワークで接続できる。個人やグループに応じて権限設定できるので閲覧可能な人だけ解錠することで、オフィスのセキュリティレベルを高めることができる。 |
想定売価は54万円(スタンドアローンタイプ/1連)、年間売上目標は5千万円(平成17年度)。 |
テンキーロックで施錠管理できる「テンキードア」(プランナーウォールS型)は、既設のスチールパーティションのドアパネルを交換するだけで簡単に施工できる。入室時にはテンキーを押すことでドアを解錠し、鍵を持たなくても施錠管理できる。自動的に施錠される「自動施錠タイプ」と、施錠もテンキーで操作する「施錠・解錠タイプ」がある。 |
テンキーの数字の配列が使うたびにランダムに変わるので暗証番号を知られにくく、最大4~10ケタの暗証番号を3通りまで記憶できる。停電でも安心な電池式で、電気配線工事が不要。 |
この他、デザイン性に優れたプランナーウォール21S型の「テンキードア」もある。想定売価は23万7千円(片開きドア全面パネルタイプ/施工費別途)~。年間売上目標は6千万円(平成17年度)。 |