セイクレスト(大阪市淀川区)は25日、日本マイクロシステムズ(大阪市中央区)と携帯端末への画像送信機能付の防犯カメラ及びそのシステム「来訪者監視装置」を開発し、特許の出願を行っていたが、このほど特許を取得したと発表した。 |
本システムは、事後対応型防犯サービスとは異なり、事前に犯罪を防ぐことを目的としており、本システムの仕組み及び特長は下記のとおり。 |
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○主な仕組みは次のとおり。
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画像センサーが、固定カメラにより監視で「変化」を見つけて撮影し、撮影した画像をセンターにある画像データベースへ転送すると同時に、あらかじめ契約した携帯電話へ、「異常発生メール」と「保存URL」を通報する。 |
通報メールを受け取った個人ユーザーは、メール内の「保存URL」を選択クリックし、運用サーバーから送られてくる「画像」を確認する。画像確認後、画像内容・監視場所・監視時間帯などから状況を判断し、対応する仕組み。 |
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○特長は次のとおり。
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(1)急増するピッキング犯罪を抑止
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(2)物理的なセンサー工事が不要
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(3)携帯端末(携帯電話など)への画像送信による適時監視
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(4)画像識別のため誤報の抑制など判断性の向上及び高い証拠能力の保持
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(5)携帯電話から監視時刻設定、稼動時間帯設定が可能
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(6)携帯端末で現在のカメラ撮影画像の閲覧が可能
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(7)自動故障チェックソフト稼動により故障発生時にメール通知
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