三菱電機は17日、独自の「動き検知機能」搭載により不審者を住居侵入前に検知し、宅内のテレビや携帯電話に防監視カメラの画像を送信する一戸建て住宅に最適なホームセキュリティシステム「アイテリア」を12月24日から発売すると発表した。セキュリティターミナル「DH-ST100」(272,000円)とセキュリティカメラ「DH-SC100」(105,0000円)、カメラアダプター「DH-SB100」(21,000円)で構成される。カメラには赤外線タイプ「DH-SC200」(175,350円)も用意されている。 |
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侵入犯罪の増加により、監視カメラを用いたセキュリティシステムが注目され、特に一戸建て住宅では事前に不在時間を下見したうえで侵入するという犯行が増加しており、このため侵入を断念させ万が一のときは素早い対処ができる防犯システムが求められている。 |
そこで三菱電機では、業務用でのノウハウを生かした独自の機能と監視カメラにより、住居内に侵入される前の「敷地」の段階で不審者を検知し、威嚇や通報などの対処ができる一戸建て住宅に最適なセキュリティシステム「アイテリア」を発売するもの。 |
新商品の特長は次のとおり。 |
1.三菱電機独自の「動き検知機能」により、住居への侵入前に検知 セキュリティターミナルに内蔵の三菱電機独自の「動き検知機能」により、敷地内に侵入した不審者を素早く検知して知らせる。従来のシステムでは、ドアや窓などが破られた時点で検知する「住居の防犯」がメインだが、住居侵入の一歩手前の「敷地の防犯」を実現した。 |
2.侵入者を画像で確認 在宅時には敷地内に侵入者を検知した時点で、セキュリティターミナルより音声メッセージ(58種類)で知らせるとともに、セキュリティターミナルと接続した家庭のテレビでカメラ画像を確認することができる。外出時の場合には手持ちの携帯電話でカメラ画像を確認することが可能。また、自動的に画像がセキュリティターミナルのメモリーカードに記録される。 |
3.3段階での威嚇 ・第1段階:敷地への侵入前(のぞき見、下見時点) カメラは、住宅との調和に加え、存在感を強調することで侵入抑止効果を意識したデザイン(04年度グッドデザイン賞受賞)を施した。 |
・第2段階:「注意エリア」への侵入時点 「注意エリア」として設定した区域に侵入者が立ち入った際には、カメラ内蔵の赤色LED点滅による威嚇を行い、防犯システムに検知されていることを侵入者に認識させる。 |
・第3段階:「警報エリア」への侵入時点 「警報エリア」として設定した区域に侵入者が立ち入った際には、音や光などを発する威嚇装置(市販品)を作動させることができる。また、外出時は携帯電話からの操作も可能。。 |