キヤノンは16日、撮影したライブ映像をインターネットやイントラネットに配信するサーバー機能を内蔵したスタイリッシュな小型ネットワークカメラ「キヤノンネットワークカメラVB-C50Fi」(13万8千円)を12月上旬から発売すると発表した。年間1万2千台の販売を予定している。 |
新製品は、高級感あふれるフォルムを採用することにより、さまざまな設置環境でも違和感なく設置できるスタイリッシュなデザインを実現したネットワークカメラで、本体内にサーバー機能を内蔵するとともに、インターネットの標準的なプロトコルであるTCP/IPやHTTPなど、さまざまなプロトコルに対応しているため、IP(インターネットプロトコル)ネットワークに接続し、簡単な設定でLANやインターネットを経由して映像の配信が行える。 |
同社では、機能面においてクラス最高水準の光学26倍ズームレンズを搭載したほか、1ルクスまでの低照度カラー撮影機能に加え、被写体の動きを捉えて画像蓄積を開始する動き検知機能や、逆光時に撮像される画像の暗い部分だけコントラストを上げるシェード補正などの多彩なイメージ補正機能を採用しており、映像監視目的での利用に威力を発揮するとしている。 |
また、640×480ピクセルの高画質を毎秒30フレームの高レートで配信することができるほか、ネットワークやモニターの環境にあわせて異なったサイズの映像を同時に配信するマルチストリーム機能など、ネットワークカメラとしての高い基本性能を備えている。 |
さらに、「マルチターミナルVB-EX50」(オプション)と接続することにより、外部センサーや照明装置と連動して、さらに先進のモニタリング環境を提供することが可能となっている。 |
主な特長は次のとおり。 |
(1)カメラとサーバーを一体化したスタイリッシュなネットワークカメラ |
(2)クラス最高水準の光学26倍ズームレンズを搭載 |
(3)1ルクスの低照度環境でもカラー撮影が可能 |
(4)640×480ピクセル・30フレーム/秒の高画質・高レート配信 |
(5)異なった映像サイズを同時に配信するマルチストリーム機能 |
(6)映像監視に威力を発揮する被写体に対する動き検知機能を内蔵 |
(7)シェード補正や逆光補正など、さまざまなイメージ補正が可能 |
(8)外部機器との連携を可能にする「マルチターミナルVB-EX50」をオプションで用意 |