| 三菱電機は15日、業界最大容量750ギガバイト(GB)のハードディスク搭載による長時間連続記録とスムーズな動きによるリアルタイム画像表示を実現した監視カメラ用の画像記録装置「DX-TL5000」を12月10日から発売すると発表した。映像入力は16Ch。希望小売価格は126万円(税込)。月産100台を予定。サイズは、約425(W)×175(H)×390(D)mm。 |
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| 三菱電機が本商品を新発売するのは、昨今、金融機関や大型ビル、流通大型店舗等におけるセキュリティー需要が拡大するなか、監視システムには画像の長時間連続記録・保存に加えて、現状を監視するリアルタイム画像および記録画像の高画質化が求められていることに対処するため。 |
| また、重要な記録データを簡単にコピーしたいという要求も高まっており、こうしたニーズに対応するため業界最大容量となる750GBのハードディスク内蔵に加えて高い圧縮効率を有する新画像圧縮方式JPEG2000(※1)による長時間連続記録と、業界最高クラスの毎秒960コマの高速表示により、スムーズな動きのリアルタイム監視を実現している。 |
| (※):画像圧縮方式の一つで01年1月に規格化された。従来のJPEGよりも高画質 |
| ・高品質な画像圧縮を行えるのが特徴。JPEGでは高圧縮率(低画質)で保存したときに目立っていた格子状ノイズや波紋状のノイズが発生しない。 |
| 新製品の特長は次のとおり。 |
| 1.業界最大容量750GBハードディスクとJPEG2000の採用による高画質・長時間記録を実現 |
| 業界最大容量750GBハードディスクを内蔵するとともに、高い圧縮効率を有する新画像圧縮方式JPEG2000を採用することににより、同等画質で同社従来比1.5倍(※2)の長時間連続記録と、監視対象人物の表情や挙動などをきめ細かく解析できる高画質での再生表示を実現した。 |
| (※2):圧縮比率1.2倍、及び記憶容量1.25倍により実現。 |
| 2.業界最高クラスの毎秒960コマによる高速表示で完全リアルタイム監視を実現 |
| 業界最高クラスの高速表示となる毎秒960コマの高速表示により、リアルタイム監視を実現した。リアルタイム画像を最大16分割表示した場合でも、毎秒60コマによるスムーズな動きのリアルタイム画像を表示できるので、監視対象となる人物の瞬時の動きも見逃さない。 |
| 3.書き込みドライブ内蔵によりCDおよびDVDへのコピーが容易に |
| CDおよびDVDへの書き込みドライブ内蔵により、重要な記録データを簡単にコピーすることができる。また、データを受け取った側も簡単に再生することができる。 |
| 4.4Chの音声記録が可能 |
| 音声入力を従来の1Chから4Chに拡大し、それぞれ独立した記録を実現した。再生時には任意の1Chの音声を選択して出力することができる。 |
| 5.2系統の完全独立型映像出力端子により、効率的な監視・検索環境を実現 |
| モニター2台を接続でき、それぞれのモニターでリアルタイム画像と再生画像とを組み合わせての分割表示を可能とした。 |