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松下電工がシンプルで安価なビルオートメーションシステムを11月21日から発売

松下電工は26日、床面積5,000㎡規模のビルにおける警報監視、照明制御などの設備監視に最適なシンプルで安価な(同社従来システム商品価格の約30%価格ダウン)ビルオートメーションシステム「エミット・ビルコントローラ WeLBA(ウェルバ)」を11月21日から発売すると発表した。主な特長は、(1)ビルの設備(警報監視、照明制御など)を一元管理、(2)照度センサによる自動調光で省エネを実現、(3)Webブラウザで遠隔制御・監視が可能など。希望小売価格(税込)はシステム合計で約300万円から(コントローラ1台、各種端末器計40台の場合)。05年度の販売目標は9億円。
開発の背景は、床面積約5,000㎡規模のビルにおいては従来、ビル設備の中央監視システムは高機能であるが高価格なため、導入されることが少なく、警報監視・遠方操作・照明制御・検針・計測などが別々の設備で運用されていた。しかしながら、昨今ではこうしたビルにおいても設備の一元管理のニーズが高まりつつあると同時に、市況環境を反映して安価なシステムが求められるようになってきている。そこで同社は、新築ビルはもとより既築のビルにも導入が容易で、ビル設備の一元管理ができ、かつユーザー所有のパソコンで操作設定・設備監視ができる床面積約5,000㎡規模のビルに最適なシンプルで安価なビルオートメーションシステム「エミット・ビルコントローラ WeLBA」を開発したもの。
主な特長は次のとおり。
(1)ビルの設備(警報監視、照明制御など)を一元管理
ビル設備の照明制御、動力制御、電力量計測、電流・温度などのアナログ値の計測、警報監視などを一元管理でき、本コントローラ1台で床面積5,000㎡規模の設備監視を行うことができる。
(2)照度センサによる自動調光で省エネを実現
照明制御にはセンサ付調光端末器を接続することにより、あらかじめ設定した照度を保ち、自動調光で省エネを実現できる。また、日月報機能のアナログ値、検針値の定時データの収集により省エネの計画の参考にすることができる。
(3)Webブラウザで遠隔制御・監視が可能
本コントローラの制御・監視にはWeb技術を利用しており、ユーザー所有の汎用パソコンからWebブラウザで制御・監視ができ、イントラネット上のパソコンであればどこからでも制御・監視および様々な設定を行うことができる。もちろん、ユーザーによる機能制限も可能。また、メールサーバーを利用することにより、ユーザー所有の携帯電話などに警報情報をEメール送信することもできる。
(4)同社従来システム商品比約30%の価格ダウン
床面積5,000㎡規模のビルで同仕様の場合、同社従来システム商品に比べ約30%の価格ダウンを実現した。
機器仕様は次のとおり。
〔コントローラ〕
・主処理装置:32ビットCPU
・主記憶装置:32MB以上
・ネットワーク仕様:イーサネット、NMAST伝送、Webサーバ機能内蔵
・外形寸法:幅450mm×高さ250mm×奥行き100mm
・電源:AC100V 50/60Hz
・消費電力:80VA
〔アナンシェータ(オプション)〕
・操作部:発停用タッチ式スイッチ
・表示点数:80点/ユニット(最大2ユニット、160窓)
・外形寸法:幅450mm×高さ250mm×奥行き100mm
・電源:AC100V 50/60Hz
・消費電力:30VA
〔コントローラ〕
・制御ソフトとWeb表示ソフトを搭載し、様々なユーザーインターフェースへ情報を提供。
〔アナンシェータ〕
・受変電、動力、照明などの監視操作や計測、計量表示を行うユニット。


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