フジノンは26日、暗視カメラ対応レンズとして世界最長焦点500mmと小型・軽量化を同時に実現した監視カメラ用デイナイト(昼夜兼用)ズームレンズ「C22×23」(オープン価格)を12月上旬より発売すると発表した。発売地域は全世界で、初年度は1,000台の販売を見込んでいる。 |
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主な特長と機能は次のとおり。 |
(1)暗視カメラ対応で暗闇でも鮮明な映像を捉える |
高度な光学技術を駆使し、暗闇の中でも鮮明な映像を捉える暗視カメラに対応した性能を実現。 |
(2)世界最長焦点500mmと小型・軽量化でコンパクトな遠隔監視システムの構築が可能 |
暗視カメラ対応レンズとして世界最長焦点500mm(ズーム倍率22倍)と小型・軽量化を実現。既存の小型ハウジングへの収納が可能となり、港湾監視などにおけるコンパクトな遠隔監視システムが構築できる。 |
(3)デイナイト対応で昼夜を問わず24時間鮮明な高画質監視を実現 |
新開発した特殊ワイドバンドコートの採用により、近赤外域にても十分な透過率を確保。0ルクス下でも近赤外投光器の併用で鮮明な映像を捉える。また、近赤外投光器の光が届きにくい遠距離でも明るい映像をえることができる。 |
(4)色収差自動補正機構の採用で用途に合った近赤外投光器の選択が可能 |
フジノン独自の色収差自動補正機構の採用により、様々な近赤外光(700nm~1000nm)にも対応が可能で用途に応じた近赤外投光器の選択が行える。 |
(5)既存の監視カメラシステムに対応した各種コントロール方式をラインアップ |
ズーム操作などは既存の監視カメラシステムとの接続可能な、CCTVカメラコントロール方式2機種と、繊細なコントロールができるフルサーボタイプ1機種をラインアップ。同時に、PCコントロールが可能なシリアルインターフェースなどへの対応も実現している。 |