富士通は、ペン入力操作が可能なタブレットPCの新製品として、広視野角液晶を採用し、指紋センサーを標準搭載することでセキュリティ機能を強化した機種と、屋外での画面の視認性に優れた10.4型反射型液晶を採用した機種など、「FMV-STYLISTIC」3機種を開発し、10月26日から企業向けに販売活動を開始。 |
今回販売されるのは、「FMV-STYLISTIC TB11/B」、「FMV-STYLISTIC TB11/S」。 |
今回採用したセキュリティ対策は以下のとおり。 |
1) 指紋センサー |
指紋センサーは、携帯電話などで採用されているスライド式で、標準搭載した。 |
2)ICチップ内蔵スマートカード |
ICチップ内蔵のスマートカード(ISO/IEC7816準拠)内に複数のセキュリティ情報を格納。カードとPIN(Personal Identification Number)入力で認証を行う。多人数のユーザーが不特定のパソコンを利用することが多いオフィスに最適で、パスワードや秘密鍵、デジタル証明書といった複数のセキュリティ情報をカード内に格納でき、重要な情報をハードディスク内に保存せず、ユーザー本人だけが安全に携帯することが可能。 |
3)セキュリティボタン |
本体に装備された4つのボタンの組み合わせにより認証を行うセキュリティ。80万通りを超える組み合わせが設定可能。夜間・休日や、外出中などユーザーが長時間席を外している間の第三者による不正利用を防止。本体ごと盗難にあった場合の情報漏洩も防止ができる。 |
4)盗難防止ロック |
Kensington社製マイクロセーバーセキュリティシステムに対応したワイヤーロック(別売)の取り付けに対応。PC本体の盗難をふせぐ。 |
などが搭載された |
価格は21万9000円から |