綜合警備保障は7日、需要が急拡大する個人向けセキュリティ市場に対応し、月々の警備料金が4,000円台(機器レンタルの場合)と、これまでにない低価格で安全を提供するホームセキュリティシステム「ALSOK ホームセキュリティ7(セブン)」を開発、11月1日から販売すると発表した。 |
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同社では、これまで個人向けの「ホームセキュリティ」や位置情報端末「あんしんメイト」など、さまざまなセキュリティサービスを提供してきたが、全国約4,900万世帯の個人市場をターゲットとした新サービスの必要性を痛感し、今回の新製品「ALSOK ホームセキュリティ7」の開発に至ったもの。 |
開発にあたっては、同社の調査で「ホームセキュリティに毎月支払っても良いと思う金額」として、対象者の約70%の人が「5,000円以下」をあげたことから、月々の費用を抑えることを最優先とした。このため、センサー類をすべて無線化すると共に、「防犯」「防災」「非常通報」と緊急性の高い機能に絞ることで大幅にコストを低減。一方で、ユーザーからのニーズが高かった「緊急時のガードマン駆けつけ」という警備の品質はそのままに、これまでにない低料金で高品質を実現した。 |
新商品の概要は次のとおり。 |
「ALSOK ホームセキュリティ7」は、月々の警備料金は安価ながら、これまでのセキュリティシステム同様、センサーによる自動的な異常感知(侵入、火災)と、ユーザーからALSOK「ガードセンター」への非常通報、ガードマンの急行サービスをセットにしたもの。 |
システムは、空間センサー、ドアの開閉センサー、火災センサーなどを室内に配置し、リビングや玄関の壁面などに設置するコントローラーとの間を無線接続、大がかりな設置工事なしに構築することができる。 |
侵入・火災などの異常事態発生時には、同社「ガードセンター」が迅速に対応し、全国に張り巡らせたALSOKのネットワークを駆使し、迅速にガードマンが駆けつけ、必要に応じて110番、119番通報やあらかじめ設定された緊急連絡先への通報・連絡、高度なホームセキュリティサービスを提供する。 |
価格は、機器レンタル時で月額4,200円~。販売目標は初年度5千件。 |