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NECとNECエンジニアリングが情報漏えい防止をはじめ企業内セキュリティを強化した入退管理システム「SAFEWARE-iX」を発売

NECとNECエンジニアリングの両社は、このほどIP対応の非接触型カードリーダを採用して認証システムやワークフローシステムなどとの容易な連携を可能とし、企業の重要情報や顧客情報などの漏えい防止をはじめ、企業内セキュリティの強化を実現する入退管理システム「SAFEWARE-iX(セーフウェアiX)シリーズ」を商品化し販売を開始した。
SAFEWARE-iXでは、IP対応によって、(1)既存システムと連携したきめ細かな入退管理、(2)既存のLAN回線を活用した経済的なシステム導入、(3)遠隔地にあるカードリーダのリモート制御をはじめとする効率的なシステム運用管理などを可能である。
主な特長は以下のとおり。
1.10万人分の利用者情報を登録可能なIP対応の非接触型カードリーダを採用
IPネットワークを介して非接触型カードリーダにダウンロードした10万人分の利用者情報をあらかじめ登録しておくことができる。これにより、FeliCa(フェリカ)をはじめとするICカードを読み取った情報と利用者情報との照合を0.2秒以内で行なうことができるとともに、センターサーバやネットワークなどの障害発生時にも入退管理を継続して行なえるなど、高い信頼性と可用性を実現している。
2.きめ細かく、セキュリティ性の高い入退管理を実現可能
始業前や終業後などの時間帯によって、入退可能な利用者条件を変更するなどの対応を可能としている。また、1日あたり最大30万件の入退場履歴を蓄積可能としており、大規模なシステムにおいてもきめ細かなシステム運用管理が可能である。
さらに、IP対応により、NECの「EnterpriseDirectoryServer (エンタープライズディレクトリサーバ)」をはじめとした認証システムやワークフローシステムなどと容易に連携できるなど、きめ細かく、かつセキュリティ性の高い入退管理を効率的に実現することができる。
3.システムの導入・運用管理に関するTCO削減を実現可能
非接触型カードリーダをIPネットワークに直接接続して利用できることから、既存のネットワーク回線を有効に活用した経済的なシステム導入を実現することができる。また、既存の認証システムとの連携により、人事異動などにともなう入退管理システムの設定変更などの工数を低減することができる。
さらに、カードリーダに登録した利用者情報を遠隔地のセンターサーバから更新できること、全国に事業場や営業拠点を展開している場合でも各拠点の入退管理を一元的に管理できることなど、効率的な運用管理を実現することができる。
SAFEWARE-iXシリーズの提供価格は800万円(非接触カードリーダ20台、サーバ1台の場合のシステム価格)。今後3年間で200システムの販売を見込んでいる。


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