松下電器産業㈱パナソニックマーケティング本部は7月10日、業界初のモニター、ハードディスクレコーダー(80GB)、シーケンシャルスイッチャー一体型の監視カメラシステム「見え太番」10型カラーモニター及び赤外線照明内蔵カメラで夜間監視が可能なラウンド型カラー監視カメラ「見え太番」2機種を8月1日から発売すると発表した。 |
「見え太番」10型カラーモニターは、小規模店舗、コンビニエンスストアなどの監視システムに適したもの。価格は35万円(税・工事費別)で、月産台数は150台。本製品は、カラーカメラを最大4台まで接続でき、それぞれの映像を自動切換(シーケンシャル機能)または手動切換で確認でき、内蔵のハードディスクレコーダーにより、カメラ4台分の映像を1秒間隔で約1週間録画保存ができる。モニター、ハードディスクレコーダー、シーケンシャルスイッチャーの一体構造により、省スペースで簡単設置、更には買い求めやすい価格を実現した、小規模店舗への監視システムとして採用しやすい製品となっている。 |
「見え太番」10型カラモニターの主な特長は次のとおり。 |
1.業界初、モニター、ハードディスクレコーダー、シーケンシャルスイッチャー一体型を実現=複雑な配線接続の必要がなく、省スペースで簡単設置の一体型で、簡単操作を実現した。 |
2.大容量(80GB)ハードディスクを内蔵=4台のカメラ映像を1秒間隔で約一週間録画保存できる大容量のハードディスクを内蔵した。再生時は4台のカメラ映像を4分割映像にて同時に再生確認できる(常時録画時)。また可変速再生、時刻指定再生等により確認したい映像を素早く再生できる。 |
3.4種類の録画モードに対応=(1)常時録画 (タイマー機能付):接続された4台のカメラ映像を常時録画する。またタイマーの設定により予約録画もできる、(2)アラーム録画:各センサーからアラーム信号が入力されると自動的に対象カメラの映像を録画する、(3)来客録画:玄関テレビホンのドアカメラの呼出ボタンが押されると自動的にドアカメラの映像を録画する、(4)強制録画:強制録画ボタンにより、モニターに表示しているカメラ映像を録画する。強制録画中はカメラ映像が固定され自動切換はしない。 |
4.カラーカメラの他に、玄関テレビホンも接続可能=一般カメラに加えラウンド型カラーカメラ(標準タイプ、センサー付タイプ、赤外線照明内蔵タイプ)が接続でき、様々な用途に対応したカラーカメラが接続できる。また玄関テレビホンのモニター、ドアカメラも接続できるので、小規模店舗から一般家庭、店舗付住宅等の監視システムとして幅広く対応できる。 |
5.マイクユニットによりカメラ周辺の人々に呼びかけることができる=別売りのマイクユニットを接続し、ラウンド型カラーカメラにスピーカーを接続すればカメラ周辺の人々に呼びかけることができるので、監視カメラの利用範囲が一層拡がる。またマイク付カラーカメラを接続することにより音声も確認できる。 |
接続できるカラーカメラの種類と台数は次のとおり。
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主な仕様は次のとおり。
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システム例
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赤外線照明内蔵カメラで夜間監視が可能なラウンド型カラー監視カメラ「見え太番」2機種は、赤外線照明をカメラ本体に内蔵しているため、外付けの照明装置を必要とせず暗い場所や夜間の監視をおこなう事ができる。また不審者の検知に有効な省施工のセンサー付/赤外線照明内蔵タイプも同時に発売する。同社は今後もカメラシステム「見え太番」のカメラバリエーションの充実をはかり、市場の要望に応えていく。 |
価格は、ラウンド型カラーカメラ(赤外線照明内蔵)が7万円(税・工事費別)、ラウンド型カラーカメラ(センサー付/赤外線照明内蔵)が8万円(税・工事費別)。月産台数は両機種合わせて200台。 |
主な特長は次のとおり。 |
1.暗い場所や夜間の監視が可能な赤外線照明内蔵タイプ(夜間の映像は白黒になる)=赤外線照明を内蔵しているので、外付けの照明装置を必要とせず、暗い場所や夜間の監視ができる。 |
2.不審者の検知に有効な省施工のセンサー付/赤外線照明内蔵タイプ=センサー機能と照明機能が一体構造になっているので、カラーカメラとセンサー、照明を別々に購入し、配線工事を行うケースに比べ、大幅な省施工化が図れる。 |
3.音声対応機能(マイク機能、スピーカー接続機能)=(1)マイク機能:マイクを内蔵していますので映像と共に音声でも確認できる、(2)スピーカー接続機能:カメラシステム「見え太番」の10型カラーモニター/4画面分割ユニット等にマイクユニットを接続し、本機にスピーカーを接続することにより、カラーカメラ周辺の人々に呼びかけることができる。 |
接続システムと接続可能台数は次のとおり。
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主な仕様は次のとおり。
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