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住友電工が映像伝送遅延0.03秒以下にしたテレビ会議システム開発 |
住友電気工業は、このほど離れた相手とそばにいるような感覚で会話できるテレビ会議システムを開発した。映像伝送の遅延時間を0.03秒以下に抑え、対話者同士の目線を一致させる仕掛けを施し、言葉や表情を円滑に伝達できるようにした。テレビ会議システムを手掛ける事業者向けなどに9月から販売を始め、05年度に10億円の売り上げを目指す。「close2you(クローストゥ・ユウ)」のサービス名称で事業展開する。 |
住友電工が管理するシステム環境で運用し、月額20万円程度から提供する。利用者はインターネットに接続し、ウェブカメラを使ってお互いの顔を見ながら会話する。利用開始時に一度サーバに接続し、対話中はサーバを介さず1対1で通信する。既存の動画圧縮技術で伝送すると0.6秒の遅延が発生するが、これを約10分の1に短縮した。 |
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