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三菱電機が1つの扉から低コストで導入可能な入退室管理システム
「MELSAFETY-P」を発売へ 、 高度な個人情報保護対策へ発展可能

三菱電機は29日、1つの扉から低コストで導入可能なエントリータイプの入退室管理システム「MELSAFETY-P」を8月2日から発売すると発表した。パソコンを使わずに基本的な運用ができ、個人情報保護法(05年4月1日施行)に対応するより高度なシステムにも発展可能となっている。
主な仕様としては、認証方式は非接触ICカード、磁気カード、指紋で、管理扉数は1扉、2扉、4扉。登録数はIDカード1,000枚または指紋1,000指。販売価格は340,000~(認証方式、扉数に応じた電気錠制御盤、IDカード(ICカードまた磁気カード)枚数などの組み合わせによる)。
入退室管理システムは個人情報保護法の施行(05年4月)を控え、最も基本的なセキュリティ対策として注目されているが、高額な導入費用や運用業務の負荷が課題になっているが、三菱電機はビル全体の入退室管理、画像監視、センサー監視などのさまざまな物理セキュリティを統合管理する「三菱統合ビルセキュリティシステムMELSAFETYシリーズ」を1993年6月から販売しており、今回開発した入退室管理システム「MELSAFETY-P」は、パソコンなしで基本運用ができ、だれにでも簡単に運用できるエントリーモデルで、1扉から低コストで導入可能な製品構成としたほか、使用プランに応じて合理的なコストで導入できる。
また、管理用パソコン(別売)をLAN接続することにより、入退室履歴の管理や複数の電気錠制御盤の集中管理などができ、個人情報保護法に対応した、より高度な入退室管理システムへの発展が可能となっている。
特長は次のとおり。
(1)1扉から対応、3種類の認証端末をサポートし必要最小限のコストで導入可能
1扉・2扉・4扉タイプの3機種の電気錠制御盤をラインアップすることにより、必要最小限のコストでの導入を可能とした。また、認証手段として、利便性に優れた「非接触ICカード」、低コストで導入できる「磁気カード」、高度な安全性をもつ「指紋」の3種類をサポートする。IDカードの種類によっては使用できない場合があるが、基本的には既に導入した非接触ICカードや磁気カードは継続して使用できる
(2)パソコンなしで、だれにでも簡単に基本運用可能
カードや指紋の新規登録・認証などの入退室管理における基本機能を電気錠制御盤と認証端末(カードリーダや指紋認証装置)に集約し、パソコンを不要にした。IDカードまたは指紋の新規登録や変更は認証端末から実行できるので運用が簡単。
(3)管理用パソコン(別売)で機能をグレードアップ、経済産業省のガイドラインにも対応可能
管理用パソコン(別売)をLAN接続することにより、経済産業省のガイドライン(04年6月/個人情報の保護に関する法律についての経済産業分野を対象とするガイドライン)で示されている「入退館(室)管理の実施」のための履歴管理や複数の電気錠制御盤の集中管理など、高度な管理機能が実現できる。システム構成によっては一般的なブラウザでも対応できる。


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