松下電工は、増加傾向にある車上盗難への対策第3弾として警報と同時に手元のリモコンに通報する車上盗難警報機「オートポリス アンサーバックVDF2040」(オープン価格)を今月25日から発売する。 |
特定小電力無線(トランシーバやワイヤレスマイクと同じ無線で、当商品は429MHz帯域を使用)による通報機能に併せ、立体駐車上対応や強制遠隔威嚇などの機能を搭載している。警報音の音量も従来の警報機よりも大きくアップした。販売は、カーショップ、車サービス専門店やカーディーラーを予定している。 |
特長は次のとおり。 |
(1)警報と同時に、リモコンに「音」と「液晶画面表示」で異常内容を通報センサが検知した車の異常をリモコンに音(50dB/1m正面)で知らせるだけでなく異常の種類を液晶画面に絵で表示する。液晶表示画面の種類は▽ガラス割れ、強い衝撃検知▽ドア開検知▽人の侵入検知▽圏外表示▽充電不足表示(センサユニット・リモコン)。リモコンの通信距離は市街地で約100~200m。 |
(2)「警報ブザー付リモコン充電台」で部屋でも大音量(70dB)で告知リモコン充電中も充電台の内蔵ブザーで異常を通報。家庭の騒音の中や就寝中でも大音量で告知する。(70dB/1m正面) |
(3)便利な機能= |
▽立体駐車場対応▽強制遠隔威嚇▽位置確認・立体駐車場対応=リモコン操作で「立体駐車モード」を設定することで衝撃を検知する音圧センサのみをOFFにして入出庫時の衝撃による誤動作をなくしている。 ・強制遠隔威嚇=不審者に対し威嚇警報をリモコンで遠隔操作できる。 ・位置確認=広い駐車場などでリモコンを操作して警報機の音を鳴らすことにより車の位置を確認することができる。 |
(4)自分で簡単に取付けられる |
電源は、シガーライターソケットに差し込むだけ。本体の取付けは、付属の取付けバネでサンバイザーに挟み込むだけの簡単取り付け。 |
(5)音圧センサで車体への衝撃を感知し、ひとセンサで侵入・居座りを検知音圧センサは、ボディへの衝撃などの感知で警告音(ピッピッ)を発し、さらに窓ガラスが割れたりドアが開いた段階で警報音を発する。ひとセンサは、車内への侵入や居座りを人感知赤外線センサで検知する。 |
(6)光とアラーム音(約120dB)による効果的な警告、警報で4段階威嚇 |
侵入者を検知すると高輝度LED(5個)が全点滅し、アラーム音で威嚇警報を発する |
(7)誤報防止のキャンセル回路 |
トラックの激しい往来や工事現場近くに駐車した場合など誤動作を連続して発生させた場合、自動的に警告機能のみをキャンセルさせる機能がある。 |
(8)センサユニットに充電式電池を搭載したことにより断線時も警報を持続する。センサユニットに充電式ニッケル水素電池を内蔵しているので配線を切断されても警報を発し続ける。充電は走行中にシガーライターから自動充電し、約1時間の充電で約4日間の連続監視ができる。 |