京都市のハスク技研は、このほど全天候型の自動車用ナンバープレート自動読み取り機「ANPR3500V」を開発した。赤外線撮影用のフラッシュ投光器を内蔵しており、大雨や放水による洗浄作業にも耐えられる。 |
価格は95万円(カメラ、レンズを除く)の予定で、OEM(相手先ブランド)供給し、年間200~300セットの出荷を見込んでいる。 |
ANPR3500Vは、走行中の車両のナンバープレートをデジタルビデオカメラで撮影し、同社が開発した特許技術の「映像2値化法および2値化画像生成法」によって瞬時に認識・処理する。時速120キロメートルまで対応できる。 |
発光ダイオード(LED)による赤外投光器内蔵のほか、防塵防水性が高く、イーサネットによるデータ通信・リモートメンテナンスも可能である。 |
サイズは、遮熱板を除き幅315ミリ×奥行き330ミリ×高さ150ミリメートル。 |