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日本板硝子が防犯・防音機能を備えた真空ガラスを発売

日本板硝子では、このほど高断熱ガラス「真空ガラス スペーシア」に防犯機能と防音機能を加えた「合わせ真空ガラス」の新シリーズを発売した。
「合わせ真空ガラス」新シリーズは、同社が世界で初めて開発に成功した超薄型の高断熱ガラス「真空ガラス スペーシア」(平成9年10月発売)に、ハイレベルな防犯性能を付加した「スペーシア 守(まもる)」と本格的な防音建築に対応可能なレベルの遮音性能を付加した「スペーシア 静(しずか)」からなっている。
「スペーシア 守」「スペーシア 静」は、総厚味がほぼ半分の約11ミリのガラスで高断熱と防犯、あるいは高断熱と防音を可能にした、非常にユニークなガラスである。
「スペーシア 守」は、フィルム状の特殊中間膜を用いスペーシアとポリカーボネート板および1枚ガラスを貼り合わせた多層合わせ構造の“断熱・防犯ガラス”である。1.2ミリのポリカーボネート板を採用することでバールなどによる「打ち破り」、ドライバーによる「こじ破り」のそれぞれの侵入手口に対し最も上位に分類される防犯性能を実現し、警察庁が4月1日に公表した「防犯性能の高い建物部品」にも該当している。
「スペーシア 静」は、フィルム状の特殊中間膜を用いてスペーシアと1枚ガラスを貼り合わせた“断熱・防音ガラス”である。


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