| 綜合警備保障株式会社(以下、ALSOKという)と、ホーチキ株式会社(以下、ホーチキという)が、それぞれの分野で培ったノウハウと技術力を集結させ、幅広く相互の事業拡大を目指すことを目的に業務提携した。 |
| ALSOKは、セキュリティシステムとプロガードマンの活動を結合させた「機械警備」を事業の主柱に、24時間365日、事業の運営基盤であるサービス・販売・情報通信の全国ネットワークを最大限に活用して、トータルなセキュリティサービス事業を展開。一方、ホーチキは、火災防災メーカー最大手の一つで、商業施設をはじめ、共同住宅、インテリジェントビルなどあらゆる施設の防災設備、防犯設備、ネットワーク情報通信システムの製造から施工保守を手がけるとともに、特に家庭の住宅防災機器普及に力を入れてきた。両社が業務提携を行う目的は、両社の強みを生かしつつ、共同開発や製造資源の有効活用などを通じて多様化する顧客ニーズに適合した、より競争力のあるセキュリティシステムや防犯・防災の統合ソリューションを市場に提供すこと。 |
| 業務提携の内容としては、防犯事業に関わる分野・防災事業に関わる分野・両社で協力して開発等を行う新規技術分野・衛星、CATV その他有線・無線の通信網を利用する情報サービスを主に、技術交換・相互業務の受委託・新規事業分野における相互支援・人材交流を図る予定。 |
| 今後の展開として、従来防犯と防災はそれぞれ別の課題として捉えられていたが、2つは一つの建物のなかで共通したもので、それを一体化することで顧客メリットに発展させる。、安全・安心の実現には、ハード面だけではなく、緊急時対応や管理運営などのソフト面(マンパワー)において、全国レベルで常時提供できる。 |