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ICタグを使用して、牛肉管理

伊藤忠商事は、京大大学院農学研究科、岐阜県畜産研究所(岐阜県清見村)と協力し、ICタグを使用して和牛ブランド「飛騨牛」の原産地情報や、店頭に届くまでの出荷情報を、コンピューターで効率的に一元管理できるシステム「和牛血統トレーサビリティ」の開発を6月より開始する。飛騨牛がいつ、どこの畜産農家で飼育され、どのような経路をたどって消費者のもとに届けられたかなど、きめ細かな情報がすべてコンピューターで把握できるようになるシステム。現在、牛の生産過程は、まず雄牛から採取した精液を雌牛に注入して、人為的に子牛を生ませる人工授精を採用する方法が普及しているが、本提案は人工授精用の凍結精液が入った容器(容量0.5cc)に、ICタグを取り付け、親となる雄牛、雌牛のそれぞれの名前や血統、農家の名前などの情報を登録する仕組み。これにより、生まれてくる飛騨牛の子牛が、どの牛の受精によって誕生したかなど「和牛の血統管理」が厳格にできるという。


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