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 アルプス電気が感圧フィルム式と透明エリア型の指紋認証センサーを開発 アルプス電気は14日、厚さ0.19ミリメートルと世界最薄レベルを実現した感圧フィルム式、およびセンサーの認証エリア部を光透過構造とした透明エリア型の2種類の指紋認証センサーを開発したと発表した。同社では、小型携帯情報機器向けの指紋認証センサー市場が06年末に2,000万台に拡大すると予測しており、新たな事業分野に育成していく。 感圧フィルム式は、二層の電極を柔軟性のあるフィルム上に高密度形成し、曲面を持つ製品にも対応できる。感圧式のため水ぬれに強く、指紋認証の問題である指の乾湿の影響を受けないほか、耐候性の必要な屋外での使用も可能。 透明エリア型は、静電センサーを透明なガラス基板上に微細形成した。光透過構造のため液晶ディスプレーに重ねたり、パソコンなどのポインティング機能と複合化することができる。