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菱食が物流拠点向けに不審者侵入検知センサーシステムを開発

菱食(東京都大田区平和島)は、流通過程でのセキュリティを強化するため、工場内で作業者などの許可者と不審者とを識別し、不審者の侵入を防止する「不審者侵入検知センサシステム」を開発した。第1弾として首都圏物流事業所(神奈川県厚木市)に導入・稼働した。導入費用は約1,000万円。
盗難や毒物・異物の混入などのトラブルを未然に防止でき、安全性の確保につながるものと期待している。センサーから直径約6メートルの警戒範囲に、人などの移動体を識別する通信用電波(マイクロ波)を放射する。そのはね返ってくる反射波を受信し、信号の位相の変化により移動体の進入を検知する。
タグはセンサーからのマイクロ波を変調して、許可者信号をセンサーに返送する。この許可者信号がない場合に、センサーが「不審者」として認識、警告を発する。
ゲートや扉などを設置できないオープンスペースでも、不審者の侵入を防止できるのが特徴となっている。


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