Secure-japan
header


診断
犯罪事例
セキュリティ情報
このサイトについて
  

トッパン・フォームズすべての周波数に対応するICタグ販売開始

情報サービスのトッパン・フォームズはベンチャー企業のエフイーシー(FEC、金沢市)が開発した新チップの国内独占販売権を得て、すべての周波数に対応できるICタグ(荷札)チップの販売を今秋から開始。ICタグは米国で標準化が進む915メガヘルツ帯対応のチップが日本国内では規制で使用できないなど開発したメーカーや、利用される国により、読み取り装置との通信に使う電波の周波数が異なるため、互換性の問題が指摘されていた今回販売する新チップ「MMチップ」は対応する周波数帯を固定していない上に、タグを読み取る距離に応じて周波数を使い分けることも可能になる。たとえば、工場で製品をまとめて読み取る時は遠くまで届く915メガヘルツ、盗聴の危険がある店頭では13.56メガヘルツ、など国によって周波数を変更するなど、柔軟な運用ができる。これにより、世界中どこでも使えるため、国際的な物流管理への利用が容易になる上に、価格帯も量産段階で1個10円と従来のチップの半額程度まで下がる見込みのため、従来の問題解決につながる。新チップを使ったタグやシステムで初年度に20億円の売り上げを見込む。


footer