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NECが顔認証でPC不正利用を防止、新ソフトを開発

NECは、このほど顔の特徴で本人かどうかを確認するバイオメトリクス(生体特徴)本人認証技術を活用し、登録者以外がパソコンを使えないようにするソフトウエアを開発した。3月下旬から企業向けに売り出す。パソコンに取り付けた小型カメラで不正使用者の顔を撮影、警報を鳴らすこともできる。病院や銀行など個人情報を管理する分野での利用を見込んでおり、売れ行きを見て店頭販売も検討する。
パソコンのカメラなどで、あらかじめ顔を撮影して画面上で登録する。パソコンの前から離れると、自動的に操作できなくなる。登録者以外がパソコンの前に座ると顔を自動的に撮影し、操作もできない。登録者が指定した携帯電話などに顔写真や警告メールを送ることもできる。
両目の間の距離をもとに輪郭などの特徴を認識するので、表情や髪形が変わっても照合できるという。1秒以内で登録した本人かどうかを判定する。数人のグループで一つの端末を使うことも想定し、最大で10通りの顔を登録できる。 ソフトウエアの価格は3,500円で、今後3年間で10万個の売り上げを目指す。カメラは5,000~10,000円。


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