日本ビクターは26日、逆光に強い「マルチサンプリング方式ワイドダイナミックレンジ機能」を搭載し、駅のホームや施設の出入口など特に厳しい逆光条件下でも、くっきり見やすい映像を再現する監視用カメラ「TK-WD310」シリーズ(愛称:PIXSTAR<ピクスター>シリーズ)を本日から発売したと発表した。標準価格は157,500円。本機は、従来の監視カメラでは再現しきれなかった逆光条件下での被写体を、黒ツブレやハレーションのない自然な色調で再現する。 |
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主な特長は次のとおり。 |
1.逆光に強い「マルチサンプリング方式ワイドダイナミックレンジ機能」を搭載 |
従来型監視カメラの逆光補正機能は、2段階の明るさのシャッターを使って画面を構成するため、厳しい逆光条件下では自然な色階調が得にくくなるという課題があったが、新製品「TK-WD310」シリーズは、各画素ごとの明るさ調整を14bitで処理するとともに、5段階のマルチサンプリングを行うことにより、黒ツブレやハレーションのない自然な色調を再現する。急激な輝度変化に瞬時に対応し、より肉眼に近い映像を実現する。 |
2.水平解像度480本、S/N50dB、最低被写体照度2.5ルクスの高画質・高感度設計 |
3.コンパクトボディと高い施工性を実現 |
CSレンズマウント(Cマウントにもオプションで対応可能)を採用し、豊富なレンズバリエーションに対応。また強電界に強く外来電波による妨害も少ないため、設置場所を選ばない。 |
同社は今後、本機を特に厳しい逆光条件下で使用されることの多い駅のホームや改札口・券売機周辺、銀行・ATMブース・商業店舗・公共施設の出入口などの設置に有効な監視カメラとして、国内・海外同時展開で積極的に設置提案を行っていく。 |