Secure-japan
header


診断
犯罪事例
セキュリティ情報
このサイトについて
  

松下電工が画像処理と熱線センサとの複合化による侵入検知器 「画像センサ」を7月から発売予定

松下電工は7月から、独自の画像処理と熱線センサとの複合化により信頼性を高めた侵入検知を実現した「画像センサ」を7月から発売する。標準価格は10万円。06年度において3億円の販売を予定している。
わが国では昨今、セキュリティに対するニーズはが々高まっており、建物の中に不審者を入れないことはもちろん、万一に備えて不審者を検知し、映像を記録することが重要視されている。そこで松下電工では、侵入検知と映像監視を同時に行い、また、これまでの侵入検知の課題であった明るさの変化や小動物、OA機器の熱などによる誤動作を少なくした「画像センサ」を開発したもの。
主な特長は次のとおり。
(1) 業界初となる独自の「シルエットマッチング」画像処理技術を開発
カメラが捕らえた画像から、人の動きを抽出する新技術「シルエットマッチング」専用ICを搭載。「シルエットマッチング」は松下電工が新たに開発した業界初となる画像処理技術で、これまでの処理と比べて、明るさの変化に対してもきわめて強く、また、背景に影響されず確実に移動物体の輪郭を検出することができる。
(2) 熱線センサ(NaPiOn)とのコンビネーション、マスク機能により信頼性の高い検知性能
シルエットマッチング画像処理と、熱線センサ(NaPiOn)の検知を複合化。 これまで誤検知の原因となっていた照明器具の点滅などによる急激な明るさの変化や、ねずみなどの小動物、あるいはFAXなどのOA機器による熱変化の影響を抑えることができる。さらに誤検知の原因となりやすい屋外部分など、検知エリアからはずしたいエリアを設定するマスク機能との組み合わせにより、より信頼性の高い検知が可能となった。
(3) BNCコネクタでビデオ信号出力。通常の監視カメラとしても機能
BNCコネクタでビデオ信号出力が可能な25万画素のカメラとマイクを搭載しているので、デジタルレコーダやモニタなどに接続することにより、通常の監視カメラとしても使用することができる。
侵入者があった場合には画像センサが侵入者を検知して、デジタルレコーダに警報信号を送信する。同時に画像センサ搭載のカメラ映像をデジタルレコーダで記録することができる。侵入検知システムと映像監視システムの連動を容易に行うことができる。
(4) 赤外線照射で0ルクス下での暗視確認が可能(白黒暗視タイプのみ)
カラーカメラを搭載したカラータイプと白黒暗視カメラを搭載した白黒暗視タイプの2種類をラインアップしている。
・カラータイプ: カラー映像で監視が行えます。最低被写体照度 5Lux。常時、照明などで一定の照度が得られる地下駐車場やマンションのロビーなどに最適。
・白黒暗視タイプ: 白黒映像で監視が行える。まったく照明のない暗がりでは赤外線照射を行うので0Lux下での監視が可能。最低被写体照度 0Lux。ある時間を過ぎると照明などが消灯され、真っ暗になるようなオフィスビルや倉庫を初めとする一般的な建物に最適。
定格・仕様は次のとおり。
・電源・電圧:DC12V±10%
・ 設置場所:屋内/天井取付け高さ2.5~4.0m
・大きさ :φ136mm 、高さ 93mm
・使用温度範囲:-10℃ ~ +40℃
・質量:約350g


footer