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松下電工が 「統合型セキュリティシステム e-SG」を新発売

松下電工は24日、さまざまな非接触ICカードやバイオメトリクス(生体認証)、豊富なセキュリティアプリケーションを用いて、施設(オフィス、工場、学校、病院など)を3つのゾーン(共用、専用、特定ゾーン)に区分して、安全性を高める統合型セキュリティシステム「e-SG」(を3月1日より新発売すると発表した。システム標準価格(税抜)は約1,000万円(機器のみ)。 施工・調整は別途 。 06年度において60億円/年 の販売を計画している。
主な特長は次のとおり。
(1) 非接触ICカードリーダ゛やバイオメトリクス(生体認証)機器など豊富な端末機器で最適システムを構築
・建物内の重要箇所を3ゾーン(共用、専用、特定)に区分けし、非接触ICカードリーダやバイオメトリクス(生体認証)などをユーザーニーズに合わせて配置、その建物に最適なセキュリティシステムが構築できる。
・業界初の4つの非接触ICカードが読み取れる「非接触ICマルチカードリーダ」を使用。近年、安全性や利便性から磁気カードに変わって非接触ICカードが急速に普及しているが、しかしながら、さまざまな規格のカードが出現し、互換性にも乏しいという課題がある。使用する非接触ICマルチカードリーダは、日本で普及の進む4つの非接触ICカードを1台で読み取ることができる業界初のカードリーダ。
・対応カード:FeliCa、Mifare、I-CODE、typeB(BN-1M2NまたはeLWISE) 
・複数の会社が同居するテナントビルの共用ゾーン(エントランス、エレベータ)に有効
・すでに使用中の非接触ICカードでも継続使用可能
・カラー液晶付、テンキー付、スタンダードタイプの3タイプ 
・日本語/英語の音声ガイダンス機能付(液晶付は表示も日本語/英語切替可能)
・さらに、上記のマルチカードリーダの機能に加えて、外資系企業などで採用の多い米国NexWatch社のカードも読み取ることができるのが「非接触ICマルチハイブリッドカードリーダ」となっている。外資系企業の多いテナントビルの共用ゾーンに最適な商品です。
・システムで最大6万指登録可能な「指紋リーダ」。鍵やカードのような紛失や盗難の心配なく、正確に個人を特定できる。指紋リーダ1台で2,000指、e-SGシステム全体で最大60,000指の登録が可能。認証は1~2秒程度とスピーディ。運用面を重視して、音声ガイダンスや防犯センサと組み合わせて防犯警戒のセット/解除が行えるタイプもラインアップする。
また、すでに発売済みの顔認証「デイリフェイス」や「虹彩認証(松下電器産業製)」も接続できるよう対応する予定。(04年夏対応予定)
(2)アンチパスバック、ルートチェックなど高度な安全を築く充実のアプリケーション
建物のエントランスやエレベータ等の共用ゾーンから事務所部分のような専用ゾーン、そして、サーバー室、金庫室のような重要管理室である特定ゾーンまでの管理を強化するアプリケーションを充実。豊富な端末機器と組み合わせて安全性を高めている。


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