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東芝が使い易さを追求した顔照合セキュリティシステムを発売

東芝は23日、顔照合技術を用いた認証で入退室を管理するセキュリティシステム「FacePass(R)(フェイスパス)」の新製品として、最大9台までの装置をネットワーク接続して入退室情報の集中管理を可能としたほか、装置の小型化と一体化により設置性を大幅に向上するなど利用する側、管理する側の双方に配慮した使いやすさを追求した「FacePass(R)(フェイスパス) VU-R710A」(標準価格100万円)を商品化し、4月1日から企業ユーザー向けに発売すると発表した。
新製品は、1台の装置(登録照合機)に登録した顔情報をネットワーク接続された最大8台の装置(照合機)に配信して共有化する。1台に登録して、顔情報の配信先で照明環境を学習させることで合計9箇所での扉の認証を行なうことができるほか、1台の管理用パソコンから9箇所の入退室情報の集中管理を実現している。また、従来製品、質量を約70%削減するなど設置性を大幅に向上させている。
さらに、顔認証方式の課題である運用する場所の照度(明るさ)の変化への対応も、カメラの制御方法に工夫を施すことで改善しており、日本工業規格が「照度基準(Z9110-1979)」で規定する事務所、学校(屋内)、病院(視機能検査室を除く)といった各施設の人工照明の照度基準 (2000ルクス以下)内での運用を可能としている。
新製品に登録した顔情報、記録される顔画像履歴など個人特定ができる顔画像には個人情報保護の観点から特殊な暗号化処理を施しているので、より安全に運用することができる。


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