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三菱電機が取り外しが容易な大容量320GB リムーバブル・ハードディスクを搭載したデジタルレコーダー「DX-NT400」を27日から

三菱電機は9日、ATMコーナーなど小規模な監視カメラシステムの画像記録装置として、本体から容易に取り外しができる大容量320GBリムーバブル・ハードディスクを搭載し、ネットワーク経由の遠隔監視ができる4Ch用デジタルレコーダー「DX-NT400」(49万円)」と、保管・サポート用のハードディスク・トレイ「DX-TR4」(29万円)を27日から発売すると発表した。「DX-NT400」は月産500台、「DX-TR4」は月産200台を予定している。
同社が新しい4Ch用のデジタルレコーダーを発売することになったのは、銀行やコンビニエンスストアのATMコーナーなどカメラ4台以下の小規模な監視システムでは、記録装置(レコーダー)の大容量化に加え、事件発生時にレコーダー本体からハードディスクを持ち出して記録データを解析したいという要望があり、またブロードバンド環境が急速に進むなか、効率的な経営を行うために、本部から支店を遠隔監視してコストを削減したいというニーズも高まっているために、こうしたニーズに対応しようと、取り外し可能な大容量リムーバブル・ハードディスクを搭載し、かつ、遠隔監視ができるWebサーバー機能を標準搭載したコンパクトなデジタルレコーダーを発売することにしたもの。
新製品の特長は次のとおり。
1.大容量320GBリムーバブル・ハードディスク搭載により、記録データの運用・保管が容易で、小規模無人店舗などに必要な機能と大容量320GBリムーバブル・ハードディスクを幅30cmのコンパクトなボディに搭載した。カメラ4台を接続した場合、1ヶ月※1の連続記録が可能。
また、同時発売するハードディスク・トレイDX-TR4を交換や保管用に使って、事件発生時の解析や定期的な利用状況の分析など要望に合わせたデータの運用・保管ができる。
※1:24時間運用、各カメラ1秒あたり約1コマ。(ノーマルモード記録、音声記録なしの場合)
2.通信機能搭載により、遠隔地から監視に加えて照明など外部機器を制御
Webサーバー機能を標準搭載しているので、ライブ画像・記録画像を遠隔地からLAN・インターネット経由で表示・再生・検索することが可能。また、Webサーバー機能を通じてオン/オフする接点端子を設けているので、ネットワーク経由で照明やブザーなど外部機器が制御できる。
3.安心設計により誤操作を防止
レコーダー本体から操作部をなくし、ワイヤードリモコンを接続しての操作のみ可能としたので、管理者以外の人が誤って操作することが防げる。また、リムーバブル・ハードディスクレコーダーを取り出す本体前面部に鍵を設けたので、管理者以外の人が記録データを持ち出すことも防げる。
4.ネットワーク経由で設定変更や障害管理が可能
別売のPC再生ソフトウエア「DX-PC25」を使用すれば、画像を遠隔地からLAN・インターネット経由で表示・再生・検索するだけでなく、本体の記録データのダウンロードや設定の変更も遠隔操作することができる。さらにアラーム入力やレコーダーの障害を、指定したメールアドレスに発報することもできる。(メールアドレスは「DX-PC25」で設定)
5.動き検知機能と動き検知停止期間設定機能でより効率的な記録が可能
カメラ映像の変化部分を検知し、効率的に記録を開始する動き検知機能(モーションディテクター)に、動き検知後、ある一定期間検知を停止する機能を追加した。これにより、ATMコーナーなどで無駄な動きの記録をセーブして記録時間の効率的な運用が可能。
6.4分割リアルタイム映像表示
各カメラのライブ映像をモニターする場合、接続カメラ台数に関係なく、分割画面の各映像を毎秒30コマのリアルタイムで画面に表示するので、よりきめ細やかな監視ができる。
7.万が一の記録データの消失を未然に防ぐミラーリング機能
320GBのハードディスクは、物理的に160GB×2台で構成し、各々のハードディスクに同時記録を行うミラーリング機能を搭載している。ハードディスクの一方が万一破損した場合でも、もう一方で記録を継続するので安心して使用できる。
8.オートセットアップ(自動設定)機能
カレンダー設定と運用期間を入力するだけで接続されたカメラを自動検知し、記録間隔・記録画質を自動的に割り当てる。据付時の面倒な設定作業を大幅に軽減した。


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