日立国際電気は29日、ネットワーク型の監視システムにおいて、ネットワークカメラやWebエンコーダによりデジタル化(JPEG圧縮)され配信された映像信号を、ネットワークに直接接続して高速録画および再生ができるネットワークデジタルレコーダー「SR-N120」(680,000円)を3月20日から発売し、4月20日から出荷すると発表した。年間販売予定台数は600台を見込んでいる。 |
今回発売のネットワークデジタルレコーダーは、JPEG圧縮されてネットワークに配信された映像信号を高画質かつ高速(VGAサイズ640×4804で最大120画面/秒、QVGAサイズ320×240で最大360画面/秒に録画し、録画した映像信号をネットワーク上のクライアントPCに最大120画面/秒で配信)することができる。 |
標準で250GBの大容量ハードディスクを搭載し、16ヶ所の監視画像を長時間録画することができ、さらに内部に250GBのハードディスクを増設することができ、録画時間の延長やミラーリングによる自動バックアップが可能である。加えて、多彩な表示機能(4分割表示やライブ映像と録画映像を同時に画面表示する機能、アラーム検知表示機能など)、遠隔カメラ制御(同社製雲台一体型カメラなど)、アラームによる入力を検知し録画するアラーム録画機能、多彩な検索機能(日時指定、アラーム検索など)、IPアドレスおよびパスワードによるアクセス制限など多彩な機能を装備している。 |
今回発売されるネットワークデジタルレコーダーに対応する同社のネットワーク型監視システム機器は、Webエンコーダ2機種(PT-IP31T(30T)、PT-IP150T)およびネットワークカメラ5機種(KV-IP111、KP-N21、KV-NC(-F)、HC-30(31)、KV-IP13)があり、高度かつ多様で信頼性の高いネットワーク型監視システムの構築 |
が可能となる。 |
主な特長は次のとおり。 |
1)同社のネットワーク型監視システム対応機器(ネットワークカメラ、Webエンコーダ)により配信された画像をネットワークから直接受信し、録画することができる。VGA(640×480)サイズで最大120画面/秒、QVGA(320×240)サイズで最大360画面/秒の高速録画を実現。(例: QVGAサイズで毎秒30枚のフルレート画像をカメラ12台分同時に録画可能) |
2)専用ソフトが不要で、汎用ブラウザによりネットワーク上のPCからアクセスすることにより録画画像をモニタすることができます。250GBの大容量ハードディスクを標準で搭載、最大16ヶ所の監視画像を長期間録画することができる。さらに内部に250GBのハードディスクを増設してトータル500GBとすることができ、さらに長時間の記録やミラーリングによる自動バックアップも可能。 |
3)多様な検索機能(日時指定検索、アラーム検索など)および強力な再生機能(同時録再:録画しながらの再生、4分割画面のそれぞれで非同期または同期を選択可能)、最大1,200倍の高速再生、コマ送り、逆転再生など]により目的の画像をすばやく取り出すことができる。同社多機能ネットワークカメラKV-NC100の動体検知機能によるアラームや外部アラームにより録画することができる。 |
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