高千穂交易(山村秀彦社長)は、大規模向け無線LANの統合監視、セキュリティの一元管理を実現する米国エアウエイブ ワイアレス社製 無線LAN監視システム『AirWave Management Platform(エアウェイブ マネジメント プラットフォーム)』(以下AMP)を7月7日から開始した。 |
情報機器をケーブルから開放する無線LANは、その利便性により急速に浸透しているが、無線LANの普及が急速に進むにつれ、企業内のアクセスポイントが増加し、メーカーの異なる多種多様なアクセスポイントの管理も不可欠になってきた。このことは無線LANシステムのセキュリティの問題を拡大させると共に、システムの運用管理の負担をさらに増大させている。。 |
今回発売した無線LAN監視システム『AMP』は、ソフトウェアと監視用PCで構成され、LANサーバにソフトウェアをインストールすることにより、監視用PC上で無線LANを一元管理するマネージメントツールである。既存の無線LANに簡単に組み込むことができ、増加・複雑化するアクセスポイントの設定・運用管理、無線LANセキュリティの実行、不正に接続されたアクセスポイントの自動発見などの一元管理が可能となり、運用管理コストの削減、ネットワークパフォーマンスの向上、強固な無線LANセキュリティを提供する。 |
『AMP』の主な特徴は次のとおり。 |
1).主要なアクセスポイントに対応(対応アクセスポイント:Cisco Systems、Proxim、Enterasys Networks、Intel Corporation、Hewlett-Packard Company、Dell Computer Corporation、Compaq、Avaya、3e Technologies International) |
2).既存監視システムとの統合 Hewlett-Packard Company社製OpenViewとの統合を容易に実現 |
3).統一したセキュリティポリシーの実行 グループ分けされたセキュリティポリシーを作成しスケジュール機能により自動アップデート |
4).アクセスポイントの設定情報及びファームウェア管理 アクセスポイントの設定情報を定期的に監視。最新ファームウェアをスケジュール機能により自動アップデート |
5).アクセスポイントの自動検知 新たに設置されたアクセスポイントを自動的に検知します。 |
6).モニタリング及びレポーティング機能 パフォーマンスモニターの分析により、可能性のある問題を認識。 |
高千穂交易は、これまで企業ネットワークにおけるセキュリティソリューションを推進してきたが、今回のエアウエイブ ワイアレス社製 無線LAN監視システム『AMP』の販売により、更にネットワークセキュリティ事業を強化する。同製品は無線LANアクセスポイントを導入済み及び導入を予定する企業・病院・大学・ホットスポットをターゲットとして販売を行い、初年度5,000万円の売上を見込んでいる。価格は335万円(500アクセスポイント)から。 |