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伊藤忠がアパレル向けICタグを開発

伊藤忠商事とタグ(荷札)取り付け製品大手の日本バノックは20日、アパレル向けのICタグ製品を共同開発したと発表した。従来からあるブランドタグにICタグを別に取り付けた。3年後に3億本の販売を目指すという。
3月に出荷を開始し、今秋には量産体制に入る方針である。価格は1本あたり30円台を見込んでいる。店頭で商品を消費者に手渡す際、簡単にICタグだけを分離できる仕組みを採用、両社は共同で特許を出願した。欧米で根強いプライバシー侵害の懸念を解消できるとしている。
実装するチップは日立製作所の「ミューチップ」。製品の検品や入出庫などの流通管理が中心となるが、店頭での販売管理などにも対応できるという。伊藤忠は読み取り機やシステム構築などの派生ビジネスの獲得でICタグ事業の拡大を狙う。日本バノックはナイロンやプラスチックなどでタグを衣料品に取り付ける製品で国内シェア8割の大手である。


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