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横浜のスーパーでICタグ付き野菜の流通実験を開始

小さな電子荷札であるICタグを野菜に付けて販売する流通実験が8日、始まった。扱う野菜は約3万点。農家や農協、スーパーといった流通経路でICタグを使い生産履歴がたどれるようにする。和製基本ソフト(OS)「トロン」を生み出した坂村健東大教授が出席して8日午前、横浜市金沢区のスーパーでオープニングのセレモニーが開催された。坂村教授が代表を務める「T―エンジンフォーラム」が中心となって実験を推進し、農林水産省が資金助成する。よこすか葉山農業協同組合(神奈川県横須賀市)や京急ストア(東京)傘下の3店が参加した。
農家は野菜を詰める段ボールにICタグを付ける。出荷した農協では電波を使ってICタグに流通履歴を入力する仕組み。
京急ストアの3店舗では箱から出した野菜に、別の0.4ミリ角の極小ICタグとラベルを付けて販売。消費者が店内にある専用機器をICタグにかざすと、生産者の情報や流通経路が表示される。実験は2月6日まで行われる。
ICタグは、万引き防止用としても研究開発が行われている。


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