画像情報機器メーカーのタイテックは、深夜・早朝にテレビ電話を使った医薬品販売が認められることになったのを受け、ドラッグストア向けテレビ電話システムの販売を始めた。店頭と薬剤師がいる拠点を結んで、服薬指導などができるようにする。画質を高め、購入者は医薬品を、薬剤師は購入者の顔色などを見やすいようにした。 |
発売したのは「V-PHONET for DRUG」。双方向対話だけでなく、薬剤師のいる拠点から店舗の棚の様子などを監視するモニタリング機能もある。従来システムでは、モニタリングから対話モードへの切り替えが難しかったが、来店者がスイッチを押し薬剤師を呼び出すと、自動的に対話モードに切り替わるようにした。 |
薬剤師側はパソコンに専用ソフトを組み込み、店舗側は専用端末を使う。別売りの外部記録装置を使えば対応時のやり取りを記録できる。薬剤師側システムが78万8000円、店舗側が34万8000円。04年に約1億円の販売を目指す。 |