Secure-japan
header


診断
犯罪事例
セキュリティ情報
このサイトについて
  

日本IBMと日本電通が指紋認証サービスで協業

日本IBMは日本電通と協業し、指紋認証技術を活用して10万人規模までのユーザーのセキュリティーを一元的に集中管理できるサービスの提供を本日(24日)より開始した。
本サービスを利用することによりIBM (R) のグループウェア「Lotus Notes (R)」などの起動時の認証、Webページへのアクセスの認証と履歴の管理、稟議決裁システムや勤怠管理システムなどすでに稼動しているシステムに指紋認証技術を容易に適用し、セキュリティー機能の強化を図ることができる。本サービスでは、スタンドアロンのパソコンの起動時やログオン時に指紋認証による本人確認を行う基本機能に加え、ネットワーク上にある指紋認証サーバーによるユーザー履歴の集中管理機能も提供し、最大で10万人の指紋データが管理できる。
サービスの提供は、指紋認証技術に経験のある日本電通の支援を得て日本IBMが行う。指紋認証機器には、名古屋市のディー・ディー・エス(略称:DDS)の指紋認証ユニットを利用する。
このユニットには下記のような利点がある。
1.周波数解析法というDDS独自の認証技術を用いているため、指紋登録時の本人登録拒否率が極めて低い。本人登録拒否率は他手法の場合平均1~3%のところ、本手法では約0.1%。
2.線で指紋情報を捉えるスイープ型センサーを利用しているため、面で指紋情報を捉える従来のエリア型センサーと比較し、小型になりコストも安い。


footer