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ジャスコ大村店窃盗で手引きの元マネジャーに懲役2年6月 |
長崎県大村市の「ジャスコ大村店」で昨年9月に起きた多額窃盗事件で窃盗罪などに問われた同市富の原2の元同店統括マネジャー、今田佳男被告(44)の判決公判が8日、長崎地裁大村支部であった。清野正彦裁判官は「分け前ほしさに犯行に不可欠な協力をするなど刑事責任は誠に重大」だとして、今田被告に懲役2年6月(求刑懲役3年6月)を言い渡した。 |
判決によると、今田被告は住所不定、無職、真鍋真臣被告(32)=窃盗罪などで起訴=ら数人と共謀し、昨年9月6日未明、同店2階の金庫から売上金約4,600万円を盗んだ。 |
清野裁判官は判決で、今田被告が店内の設計図を犯行グループに渡し、犯行前日には金庫のカギを開けておくなどの役割を果たしたことを指摘。そのうえで今田被告を「実行行為者と同格」と位置づけた。また動機について「複数の女性との交際で借金を抱えており、分け前を借金の返済に充てようとした」と述べた。 |
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