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 ロッカーの安全不十分でゴルフ場に6割賠償命令、東京地裁 ゴルフ場の貴重品ロッカーから財布を盗まれキャッシュカードで現金を引き出された横浜市の男性が静岡県内のゴルフ場経営会社を相手に159万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で東京地裁の柴崎哲夫裁判官は24日、約96万円の支払いを命じた。 柴崎裁判官は「貴重品類はフロントから目が届くロッカーに入れるよう指示していたのに、盗撮用カメラ設置や盗難を見逃した。安全確認は不十分で責任がある」と述べた。 ただ、男性にもカードと同じ暗証番号をロッカーで使用した過失があったとして、ゴルフ場側の責任は盗難金額の約6割とした。